〈2018年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉メイリン(ZOMBIE-CHANG)編
never young beachのメンバーらを迎え、初めてバンド編成で作り上げた3作目。わずかな音数のポスト・パンクなアンサンブルが紡ぐ性急なグルーヴに導かれるように して、力強い歌を真っ直ぐに放つ様が清々しい。D.A.N.ばりのミニマル・サイケ"オニオンスライス"はすこぶるクールだし、オーソドックスな3ピース で成立させた"愛のせいで"には頼もしさが。迷いのない足取りでポップな広がりを獲得してます。
bounce (C)澤田大輔
ZOMBIE-CHANG 「モナリザ」
ZOMBIE-CHANG 「愛のせいで」
▼選盤テーマ:2018年、一番聴いたCDは?〈お気に入りの1枚〉
Sexy Sushi『Cyril』(廃盤)
もともとは電子音だけで構成されてる音楽を聴いたことがなかったのですが、2017年からフランスで活動されているアーティストが気になりはじめはまっていくうちに出会いました。音の構成もわかりやすく、聴けばノれるし、笑けてくる。全てが詰まっている聴きやすいアルバムです。いつか一緒にやりたいという新たな夢が出来ました。
SEXY SUSHI - Marin
▼選盤テーマ:2018年、一番気になったアーティストは?
2016年のアルバムCardanをよく聴いていましたが2018年10月に発売された『The Dog And The Future』は「Sorry About the carpet」がお気に入りでした。Sexy Sushiもそうだけどノリやすくてちょこっと笑える。MVもシュールな笑いを誘ってくれる。それなのに音はかっこいい。このバランス感。羨ましい限りです。
Agar Agar - Sorry About The Carpet (Clip officiel)
▼選盤テーマ:あなたにとって平成(1989~2018)の1枚といえば?
Hey!Say!7『Hey!Say! 』(廃盤)
平成といえば、Hey!Say!7。私はJUMPになる前のアルバムのHey!Say!が印象に残ってます。特にBON BONはさみしい冬にぴったりの曲です。温かいココアでも飲みながら、7人に囲まれ、白雪姫気分を味わえます。ちなみに当時は知念さんが大好きでした。近所のカレー屋のテレビでいただきハイジャンプを時々見るのですが、小学生に戻ったような不思議な感覚になります。ありがとうございます。
▼2018年印象に残った出来事は?
ZOMBIE-CHANGはずっと一人で電子音でやってきましたが、2018年バンドサウンドに初めて挑戦し周りの仲間たちに支えられ、とても素敵な作品を作ることが出来ました。引き篭もりからパリピになった感じです。今年は引きこもりを家ごとクラブにしたり、大きいステージに組み込んだり、はたまた渋谷のスクランブル交差点に置いたり、そんなようなことをしたいです。
▼リリース&ライヴ情報
オフィシャルページURL:http://zombie-chang.com/
オフィシャルツイッターアカウント:@ZOMBIECHANG_JPN
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2019年01月18日 12:00