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ヌリア・リアルがスペイン・バロックの秘曲を歌う!『ムエラ・キューピット(スペイン・バロック秘曲集)』


[AccademiadelPiacere 公式チャンネルより]

名歌手ヌリア・リアルが音楽家としてのルーツであるスペイン・バロックの秘曲を披露!

容姿と歌唱が見事に一致した、天真爛漫な純真さを感じさせてくれる素晴らしい歌声をもつソプラノ、ヌリア・リアル。そのルックスと驚異のヴォイスは今世界中を席巻しています。近年では、厚みのある声も取り込んだ情熱的な表現も加わり、更なる高い評価を得ています。
今回のアルバムではカタルーニャの音楽ということで、カタルーニャ州バルセロナ生まれの彼女にとっての故郷を表現し見事に歌っています。

このアルバムは、スペインのバロック時代の作曲家セバスティアン・ドゥロン(1660-1716)の作品を中心としたもの。
彼は、セビリアでオルガニスト兼作曲家として活躍しており、当時は最も重要な演劇音楽の作曲家と見なされていました。特にサルスエラでは、スペインの伝承音楽の要素を持つ当時としては新しいイタリアのスタイルを組み合わせました。それ以外の収録作品も傑出したもので、フラメンコ風のリズムを取り入れているものもあり、魅惑的なメロディ、エレガントなリズム、そして豊富な器楽奏法表現を備えた多様なレパートリーとして重要なものです。

今回バックを務めるのは、スペイン古楽界の次代のエース、ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイと、自身の古楽アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレ。
ファミ・アルカイは、1976年生まれ。現代のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中でもっとも才気あふれる名高い若手演奏家と評されると同時に、その独特で伝達力に長けたアプローチによって、古楽レパートリーの優れた解釈者として広く認められています。ヴィットリオ・ギエルミらに学び、ジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIなど世界的に名高い古楽アンサンブルに参加。2002年に、アカデミア・デル・ピアチェーレを結成し、音楽監督も務めています。
彼らの演奏は「“並外れた特別なもの”であり、“ヴィオラ・ダ・ガンバを喜びの可能性に満ちた新境地へと導き”、“ヴィオラ・ダ・ガンバの過去と未来への素敵なトリビュート”」と英国グラモフォン誌は絶賛しています。
(ソニーミュージック)

『ムエラ・キューピット(スペイン・バロック秘曲集)』
【収録予定曲】
1. フランチェスコ・ゲラウ(1649-1717/1722):「パヴァーヌ」
2-3. セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):サルスエラ『El imposible mayor en amor le vence amor』より「Y, pues consentir no debo」「Yo hermosísima Ninfa」
4. セバスティアン・ドゥロン:サルスエラ『Las nuevas armas de amor』より「Quantos teméis al rigor」
5. 作者不詳:「マリオナス」
6. ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):「Pastorella che tra le selve」
7. 作者不詳:「All'assalto de pensieri」
8. フランチェスコ・「ゲラウ:シャカラ」
9. セバスティアン・ドゥロン:セギディーリャ『Salir el amor del mundo』より「Sosieguen, descansen」
10. ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):サルスエラ『Viento es la dicha de amor』より「Selva florida」
11. ホセ・デ・ネブラ:「ファンダンゴ」
12. ホセ・デ・ネブラ:サルスエラ『Vendado es amor, no es ciego』より「Tempestad grande, amigo」
13. ホセ・デ・ネブラ:サルスエラ『Amor aumenta el valor:』より「Adiós, prenda de mi amor」

【演奏】
ヌリア・リアル(ソプラノ)
ファミ・アルカイ(指揮&ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アカデミア・デル・ピアチェーレ(ピリオド楽器アンサンブル)
【録音】
2018年、スペイン、セビリア、プートニク・スタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年02月08日 00:00