ポーランドの音楽家によるチェロとピアノのための現代ポーランド協奏曲集(キラール、ペンデレツキ、オパルカ、メイエル)
[YouTube Sinfonietta Cracovia - トピックより]
ポーランドの偉大な作曲家クシシュトフ・ペンデレツキが2018年11月23日、85歳の誕生日を迎えました。
彼と同時期に活躍した作曲家ヴォイチェフ・キラールは、映画音楽作曲家としての方が有名ですが、1960年代ポーランドのアバンギャルド運動に身を置いた現代音楽作曲家でもありました。
そしてクシシュトフ・メイエルはペンデレツキに学び、近年、ポーランドで脚光を浴びている作曲家トマシュ・ヤクブ・オパルカ(オパウカ)は最も独創的な作曲家の一人であり、管弦楽作品や映画音楽で知られています。
このアルバムは、ポーランドの現代音楽の革新的な精神を刻んだものとして発売いたします。
ここでソロを受け持つチェロ奏者ヤン・カリノフスキと、ピアノ奏者マレク・シュレゼルは、クラクフ・デュオとして活躍しています。子供の頃から友人であった彼らはすでに15年以上コンビを組んで演奏しており、特にほとんど演奏されないポーランド作曲家作品に特別なこだわりを持ち、その魅力を伝えています。また別々にソリストとしても活躍しています。
「この興味深いプログラムは実験的なものであるかもしれないが、高度な知識と美徳で演じられた見事なもの」「現代音楽におけるエキサイティングな新しい響き」「ポーランドの新しい音楽の中でも、最も創造的で独奏的な演奏」と、高い評価を得ています。
(ワーナーミュージック)
『ポーランド現代音楽体験~チェロとピアノのための現代ポーランド協奏曲集』
【収録曲】
1) ヴォイチェフ・キラール(1932-2013):ピアノ協奏曲第2番(2011)
2) クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):ヴィオラ協奏曲(1983:チェロ版)
3) トマシュ・ヤクブ・オパルカ(1983-):弦楽合奏のための「ヘミスフィアー(半球体)」(2018)
4) クシシュトフ・メイエル(1943):ムジカ・コンチェルタンテ Op.130(2017)
【演奏】
ヤン・カリノフスキ(チェロ)
マレク・シュレゼル(ピアノ)
ユーレック・ディバウ(指揮)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
【録音】
2017年12月15-16、2018年5月14-17日
ポーランド、ルスワビツェ、ヨーロピアン・クシシュトフ・ペンデレツキ音楽センター
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年02月21日 00:00