注目アイテム詳細

フリッチャイのガランタ舞曲、ボレロ~シュトゥットガルト・ライヴ 1955年10月10日

フリッチャイ&シュトゥットガルト放送響

フリッチャイの精悍にして鋭いライヴ!
凝った選曲にも注目

1955年10月の「軽音楽週間」でのライヴ録音がSWRのアーカイヴより登場。軽音楽と言ってももちろん今日でいうポップスのことではなく、比較的軽く聴けるクラシック音楽といった意味合いですが、フィリッチャイのプログラムはより踏み込んだものとなっており、有名な「ボレロ」の他は、得意としたコダーイなど通常は演奏機会の多くないものを組み合わせた、独自性高く興味深いものとなっています。なかでもツィンマーマンの「カボクロ」はフリッチャイの録音として初登場のレパートリーであり、同時代の音楽に深い理解をみせた彼だけに注目です。「ブルレスケ」とオネゲル「コンチェルティーノ」のソリストは、同時期にベルリン放送響と行われたDGへの録音と同じマルグリット・ウェーバーが担当。SWRのオリジナルテープから、丁寧なリマスターを施されています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
フレンツ・フリッチャイ(1914-1963) シュトゥットガルト・ライヴ 1955年10月10日
ロッシーニ、R.シュトラウス、コダーイ、ツィンマーマン、オネゲル、ラヴェル

1.ロッシーニ(1792-1868):「ランスへの旅」序曲
2.R.シュトラウス(1864-1949):ブルレスケ
3.コダーイ(1882-1967):ガランタ舞曲
4.ツィンマーマン(1918-1970):カボクロ ~ブラジルの肖像(バレエ組曲「アラゴアナ」より)
5.オネゲル(1892-1955):ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ
6.ラヴェル(1875-1937):ボレロ

【演奏】
マルグリット・ウェーバー(ピアノ)…2、5
フレンツ・フリッチャイ(指揮)
南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト放送交響楽団)

【録音】
1955年10月10日 ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト モノラル・ライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年03月12日 00:00