3月27日更新:細野晴臣、50thイヤー! マスターズ・チョイス 細野晴臣スペシャル!今日は細野晴臣『トロピカルダンディー』
ここでは無いどこかに導く航海の出発地点
細野晴臣トロピカルダンディー
75年発売の2NDソロアルバム。後に「トロピカル3部作」と呼ばれるエキゾチックなサウンドを標榜した3作の1作目。それまでは欧米のロックやシンガーソングライターからの影響下にあったサウンドに対して、本作では幼少期~少年期に親しんだ映画音楽などからの影響が反映され、ここでは無いどこかの景色が脳内に広がる心地良い楽曲が並でいる。最近ではカナダ出身のシンガーソングライターのマック・デマルコが本作収録の“HONEY MOON”をカバーし、細野さんのオリジナルバージョンとスプリットでシングルリリースされたことでも話題に。
オンライン:諏訪 貴則
諏訪 貴則の「私と細野晴臣」
意識して細野さんの音楽を聴き始めたのは『はっぴいえんどシングルス』のCDを買った高校生の頃。リアルタイムだと『omni sight seeing』やYMOの再生もありましたが当時の自分にはピンと来ませんでした。小学生時代に『風の谷のナウシカ』(安田成美)や映画『銀河鉄道の夜』の音楽に触れていたことを知るのはもう少し先のこと。
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2019年03月27日 18:00