4月8日更新:細野晴臣、50thイヤー! マスターズ・チョイス 細野晴臣スペシャル!今日ははっぴいえんど『はっぴいえんど』
若き細野さんの「ロック」を感じられる1枚
はっぴいえんど『はっぴいえんど』
1970年発売、通称「ゆでめん」で知られるはっぴいえんどのファーストアルバム。本作での細野さんの楽曲は、バッファロー・スプリングフィールドやモビー・グレイプ等からのサウンドの影響が色濃く、“敵 タナトスを想起せよ!”や“あやか市のどうぶつえん”での歌唱についてもジェームズ・テイラー等のシンガーソングライターの影響を受けた、いわゆる細野さんのひとつの魅力にもなっている歌唱とは隔たりを感じられるが、裏を返せばここでしか聴くことの出来ない若き細野さんのロック然とした姿が刻まれていて、それはそれで趣がある。
オンライン:諏訪 貴則
諏訪 貴則の「私と細野晴臣」
意識して細野さんの音楽を聴き始めたのは『はっぴいえんどシングルス』のCDを買った高校生の頃。リアルタイムだと『omni sight seeing』やYMOの再生もありましたが当時の自分にはピンと来ませんでした。小学生時代に『風の谷のナウシカ』(安田成美)や映画『銀河鉄道の夜』の音楽に触れていたことを知るのはもう少し先のこと。
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2019年04月08日 18:00