注目アイテム詳細

豪エロクアンス~2019年5月新譜!ユイブレシュト、クレツキ、シュッティ、チェルケッティ、ガヴァッツェーニ


[Eloquence Classics 公式チャンネルより]

DG、Decca、Philipsの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。2019年5月は英デッカ・ファン、オペラ・ファンが随喜の涙を流されるに違いない、素晴らしい名演・名唱、ステレオ優秀録音のラインナップです!

(1)パウル・クレツキ、フランソワ・ユイブレシュト~ニールセン:交響曲第3・5番
(2)グラツィエラ・シュッティ~『ポートレート』/オペラ・リサイタル
(3)アニタ・チェルケッティ~イタリア・オペラ・アリア集
(4)ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ/ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』(2枚組)
(タワーレコード)

 

過小評価されていたニールセンの2つの録音をデッカが初CD化

パウル・クレツキ、フランソワ・ユイブレシュト~ニールセン:交響曲第3・5番

カール・ニールセンはシベリウスやショスタコーヴィチと同様、20世紀前半にクラシックの交響曲の伝統を守りつつ革新を進めた作曲家でした。交響曲第3番『広がりの交響曲』の第2楽章にはメッゾ・ソプラノとバリトン歌手による歌詞のないヴォカリーズが入ります。この1974年の録音ではデッカの豪華キャスト、フェリシティ・パーマーとトーマス・アレンが参加しています。指揮は若きベルギー生まれの指揮者フランソワ・ユイブレシュトです。一方、第5番を指揮しているパウル・クレツキはポーランド生まれ。スイス・ロマンド管弦楽団を育てたエルネスト・アンセルメの後任として1967年に同管弦楽団の音楽監督に就任したデッカ・カタログの常連です。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【収録予定】

ニールセン:交響曲
1) 第3番Op.27『広がりの交響曲』
2) 第5番Op.50

DECCA初CD化

【演奏】
フランソワ・ユイブレシュト(指揮)ロンドン交響楽団(1)
パウル・クレツキ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団(2)

【録音】
1974年4月27、29日、5月24日、ロンドン、キングズウェイ・ホール(1)
1969年9月13-15日、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール(2)

1950、60年代の愛すべきソプラノ歌手唯一のリサイタル・アルバムを世界初CD化

グラツィエラ・シュッティ~『ポートレート』/オペラ・リサイタル

1950、60年代の愛すべきソプラノ歌手グラツィエラ・シュッティはモーツァルトを得意とし、その特徴は声と物腰の優美さ、そしてステージでの存在感でした。その快活な知性はもちろんロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティの役にもぴったりで、それはこの1960年にウィーンでデッカに録音された彼女唯一のオペラ・リサイタル・アルバムに顕著に表れています。それでもシュッティが愛情を込めて記憶されているのはやはりモーツァルト作品においてで、演出家のジョン・コプリーは彼女を「私が今まで見た中で一番のスザンナ」と語りました。さらにシュッティがデッカで挑戦したボニングとのヘンデルの『アルチーナ』、マゼールとのベートーヴェンの『フィデリオ』も加わり、充実した内容となっています。新規リマスタリングによる再発売。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【収録予定】

ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より
1)「笑みに口を開いても」
2)「彼は愛し、ため息をつき、しかし君を傷つけてはいない」
3)「私の悲しみを信じなさい」

4) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』より「もし、あなたと一緒になれたら…」
5) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「今の歌声は」

ドニゼッティ:
6) 歌劇『連帯の娘』より「さようなら」
7) 歌劇『ドン・パスクワーレ』より「騎士はそのまなざしに…私もその不思議な力は知ってるわ」

8) ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』より「こうして私は晴れの衣裳を着せられ…ああ、幾たびか」

モーツァルト:
9) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より「男たちに、兵士たちに」
10) 歌劇『コジ・ファントゥッテ』K.588より「女も15歳になれば」
11) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より「とうとう嬉しい時が来た…恋人よここに」
12) アリア「だれがわが恋人の苦しみを知ろう」K.582
13) アリア「わが感謝を受けたまえ」K.383

DECCAによる世界初CD化

【演奏】
グラツィエラ・シュッティ(ソプラノ)
リチャード・ボニング(指揮)ロンドン交響楽団(1-3)
ロリン・マゼール(指揮)(4)
アルジェオ・クアドリ(指揮)(5-13)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4-13)
【録音】
1962年3月、4月、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(1-3)
1964年3月(4)、1960年10月(5-13)、ウィーン、ゾフィエンザール

短いキャリアながら1950年代後期に活躍した歌手の感動的な声によるオペラ・リサイタル

アニタ・チェルケッティ~イタリア・オペラ・アリア集

1950年代後期のオペラの舞台で活躍したソプラノ歌手アニタ・チェルケッティは、わずか10年足らずとキャリアは短く、商業録音を行ったのはこのアルバムとタイトル・ロールを歌ったポンキエッリの歌劇『ラ・ジョコンダ』の2つのみでした。どちらもジャナンドレア・ガヴァッツェーニの指揮。今回エロクァンスよりその2つのアルバムがリリースされます。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【収録予定】

ヴェルディ:
1) 歌劇『アイーダ』より「ラダメスとここで会うはずなれど…おお、わが故郷」
2) 歌劇『シチリアの晩鐘』より「ありがとう、愛する友よ」

3) ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より「清らかな女神よ」
4) スポンティーニ:歌劇『ホーエンシュタウフェン家のアグネス』より「O rei dei cieli」

ヴェルディ:
5) 歌劇『ナブッコ』より「お前を見つけてよかった…かつて私も喜びに心を開いていた」
6) 歌劇『エルナーニ』より「夜になったわ…エルナーニよ、いっしょに逃げて」

7) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、恋に生き」
8) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「神よ、平和を与えたまえ」

ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』より
9)「自殺!」、10)「E un anatema! ...Il mio braccia t'afferra!」

【演奏】
アニタ・チェルケッティ(ソプラノ)
ジュリエッタ・シミオナート(メッゾ・ソプラノ)(10)
マリオ・デル・モナコ(テノール)(10)
エットーレ・バスティアニーニ(バリトン)(10)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
【録音】
1956年9月8、9、13-15日(1-8)、1957年6月22日-7月6日(9, 10)、フィレンツェ、ペルゴラ劇場

アニタ・チェルケッティの名演を収めたポンキエッリの傑作オペラの初ステレオ録音

ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ~ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』

1950年代後期のオペラの舞台で活躍したソプラノ歌手アニタ・チェルケッティは、わずか10年足らずとキャリアは短く、商業録音を行ったのはタイトル・ロールを歌ったこのアルバムと『イタリア・オペラ・アリア集』の2つのみでした。今回エロクァンスよりその2つのアルバムがリリースされます。どちらもジャナンドレア・ガヴァッツェーニの指揮。CD2枚組。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

【収録予定】
《CD 1-2》
ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』全曲

【演奏】
ジョコンダ:アニタ・チェルケッティ(ソプラノ)
チェーカ:フランカ・サッキ(メッゾ・ソプラノ)
アルヴィーゼ・バドエロ:チェーザレ・シエピ(バス)
ラウラ・アドルノ:ジュリエッタ・シミオナート(メッゾ・ソプラノ)
エンツォ・グリマルド:マリオ・デル・モナコ(テノール)
バルナバ:エットーレ・バスティアニーニ(バス・バリトン)
ズアーネ:ジョルジョ・ジョルジェッティ(バリトン)
イゼポ:アトス・チェザリーニ(テノール)
水先案内人:グイド・パゼッラ(バス)
歌手:エディオ・ペルッツィ(バリトン)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団・合唱団

【録音】
1957年6月22日-7月6日、フィレンツェ、ペルゴラ劇場

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年04月10日 00:00