ロスバウトがリヒター=ハーザー、マガロフと共演したショパン/ピアノ協奏曲集!
ロスバウトと2人の巨匠ピアニストとの共演!
古典作品はもちろん、とりわけ同時代音楽の擁護者として名高いロスバウトですが、持ち味である明確な拍運びがソリストとの意思疎通をスムーズに行うためか、協奏曲でも素晴らしい演奏を残しており、中にはヌヴーとのベートーヴェンなど名演奏も少なくありません。ここに収録されたのはショパン弾きとして名を馳せたマガロフとの協奏曲第2番、ドイツ音楽の巨匠リヒター=ハーザーとしては珍しいレパートリーと言える協奏曲第1番。大きく揺れたり走ったりしないテンポは即物的と言われがちですが、その中で旋律を軽やかに歌わせる音楽づくりの手腕はさすがといえ、それはむしろ現代の音楽ファンに受け入れやすいものではないでしょうか。SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。
(ナクソスジャパン)
【曲目】
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第1番、第2番
1-3.ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
録音:1951年10月10日(モノラル)
バーデンバーデン音楽スタジオ(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
4-6.ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
録音:1961年4月28日(モノラル)
バーデンバーデン音楽スタジオ(ハンス・ロスバウト・スタジオ)
【演奏】
ハンス・ロスバウト(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年04月19日 00:00