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映画音楽ファン要注目・貴重盤ばかりのレーベル、イントラーダ!



カリフォルニアに拠点をもち、今や、ディズニーやユニバーサルなど、メジャーからも絶大な支持を得て、注目すべきサウンドトラックのCD化を続けてきた、サウンドトラック専門レーベル、イントラーダ。

ベテランの映画音楽ファンには言わずもがなですが、今後、サントラ沼にはまっていきたい人など、避けて通れない名レーベル。その中から、何点かおすすめをピックアップ。

 

『ティファニーで朝食を』フィルムマスター盤
音楽 ヘンリー・マンシー二

問答無用、ヘンリー・マンシー二音楽、オードリー・ヘップバーン主演のロマンティック・サスペンス・コメディ。世界で大ヒットしたサウンドトラック盤は、アルバム用にアレンジされなおしたもので、映画の中で流れた音楽とは、アレンジが異なります。で、今回、フィルム用のマスターを音盤化したのが、こちらのアルバム。マンシー二・ファン、オードリー・ファンに貴重なプレゼントです!






『パットン大戦車軍団』
音楽 ジェリー・ゴールドスミス

第二次大戦のアフリカ戦線における伝説的名将、ジョージ・パットンの伝記映画。あまりにもエネルギッシュかつアナーキーでダーティなヒーローをジョージ・C・スコットが怪演。脚本は、フランシス・フォード・コッポラ。『猿の惑星』の次に名匠シャフナーが手掛けた戦争映画大作に盟友ゴールドスミスは、キャッチーなトランペットのフレーズ、ダイナミックに躍動するアクション・シーンのオーケストラに、そこここにメロディアスなフレーズやストリングスを決めつつ、芳醇な男の映画の映画音楽を堪能させる。


 

『世界が燃えつきる日』
音楽 ジェリー・ゴールドスミス

サウンドトラック・ファン、ジェリー・ゴールドスミス・ファンが待ち望んだ、SFスペクタクル大作の豪快かつ美しい、まさにゴールドスミス・スコアらしい逸品、『世界が燃えつきる日』ついにフルサントラ発売。核戦争後、大気圏が破壊され、異常気象を起こす中、生き残った人間たちが、水陸両用装甲車ランドマスターに乗って旅に出る...まさしく派手なディストピア・イメージの中のロードムービーを、パーカッシヴに盛り上げるおなじみジェリー・ゴールドスミス・スコアがクールに盛り上げる。そして、ラストの、トランペットも高らかに鳴る美しいエンドタイトルは、絶品中の絶品。スコア・サントラ・ファンはぜひ、の奇跡のCD化!




 

『オズ』
音楽 デヴィッド・シャイア

伝説の編集マン、ウォルター・マーチが唯一、監督を担当したファンタジー大作。複数のエピソードとオリジナルを融合させた、『オズの魔法使い』続編をミュージカル要素抜きで創造。音楽はデヴィッド・シャイア。スペクタクルらしい展開もあるが、静かにストリングスを聴かせる箇所も多く、その展開は、まるで、ミシェル・ルグランの世界に憧れるデヴィッド・シャイア的な世界で面白い。『ダーククリスタル』チームも多く参加した、というイメージを思えば、それに似た神秘感も香ってくる。緻密に作り上げられた、アンチ・ファミリー・ファンタジーなオーケストラ・サウンド。


 

『ミリイ 少年は空を飛んだ』
音楽 ブルース・ブロートン

ジュブナイルSFアクション『スター・ファイター』が好評だったニック・キャッスル監督が次に発表したハートウォームなファンタジー。少女の、心を閉ざした少年への想いを軸とするドラマに、感動的でキュートなメロディのテーマ、そして表情豊かなオーケストラも楽しく、細やかさと冒険心が融合した、ブルース・ブロートンの名スコア。



 

『テレマークの要塞』
音楽 クインシー・ジョーンズ
『駅馬車』
音楽 ジェリー・ゴールドスミス

 ナチスが原爆製造のためにノルウェーに建設していた重水工場の爆破及び原爆完成を阻止せんと決死の作戦を遂行するレジスタンスたちを描いた実録戦争アクション『テレマークの要塞』、音楽は『戦場にかける橋』のマルコム・アーノルド。兵士たちではなく、あくまで一般人が活躍する物語という点で、戦争映画の勇ましいタッチとは少し異なる明るさや時おりのムードが面白い。後半はジョン・フォードの歴史的名作『駅馬車』の65年リメイクで、ジェリー・ゴールドスミスのスコアも軽快なアクション・スコアのみならず、描かれる乗客たちのドラマに添う、しっとりと美しいナンバーもあり。





『風とライオン』
音楽 ジェリー・ゴールドスミス

ダイナミックな映画音楽の巨匠、ジェリー・ゴールドスミスの、 ジェリーらしさを存分に楽しめる名盤中の名盤!! 異国情緒あふれ、ど派手なオープニング、美しくキャッチーで スケール感も大きい、2曲めラブ・テーマ。これこそ、ジェリー節の 最骨頂なトランペットも高らかに鳴ります!! エキゾチックなアレンジをふんだんに盛り込みながらも、 炸裂しまくる力強いホーン・アレンジ。 ダイナミックでハイテンションなサントラを聴きたい方で、もし、 まだの方は、ぜひぜひの大名盤!!





『張り込みプラス』
音楽 アーサー・B・ルビンスタイン

『張込み』のでこぼこ刑事コンビが再び事件に挑むアクション・コメディ。音楽は、ジョン・バダム監督賞作品には欠かせないアーサー・B・ルビンスタイン。アクション・コメディのスコアながら、アレンジの凝り方や、スコアの隅々にしっかり親しみやすいメロディをしのばせたり、と気軽に楽しませてくれる。



タグ : 映画 映画音楽

掲載: 2019年04月22日 17:51