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ドイツ合唱界の巨匠ベルニウスがバッハ一族のモテット集を録音!注目はJ.C.F.バッハの“目覚めよ、と呼ぶ声あり”

ベルニウス/バッハ一族のモテット集

ドイツ合唱音楽界の巨匠フリーダー・ベルニウスが
手兵シュトゥットガルト室内合唱団と
バッハ一族のモテット集を録音。

ドイツ合唱音楽界の巨匠フリーダー・ベルニウスが1968年に自ら設立したシュトゥットガルト室内合唱団とともにバッハ一族のモテット集を録音しました。

ヨハン・セバスティアン・バッハの五男、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-1795)は、ビュッケブルクの宮廷音楽家となったため《ビュッケブルクのバッハ》の名でも知られる作曲家。古典派の作風による多くの器楽曲を残しましたが、ここに収録された2つのモテットは彼の代表作に数えられ、とりわけ『目覚めよ、と呼ぶ声あり』は父ヨハン・セバスティアンの教会カンタータ第140番 BWV140と同一コラールを用いた作品としても知られております。

一方、ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739)は大バッハの弟子にして娘エリーザベト・ユリアーナ・フリーデカ(1726-1781)の妻となったオルガニスト、作曲家。大バッハの没後、大バッハの息子ゴットフリート・ハインリヒを引き取るなど、生前大バッハからの信頼も厚く、またアルトニコルの作品を褒めていたと言われています。しかし、今日にいたるまでほとんど演奏されておらず当録音は非常に貴重と言えます。鍵盤楽器及び作曲を学び、自身がバス歌手として大バッハを手助けしていたアルトニコルの作曲したモテットをこれまで数多くの合唱曲を録音してきたベルニウスが細やかで美しく演奏しております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
(1)モテット『我は臥して眠る』
(2)モテット『目覚めよ、と呼ぶ声あり』
ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1720-1739):
(3)モテット『汝、その道を命じたまえ』
(4)モテット『いざ、もろびと神に感謝せよ』

【演奏】
シュトゥットガルト室内合唱団、
フリーダー・ベルニウス(指揮)

【録音】
セッション録音:2018年6月15-17日/ゲッティンゲン教会(ドイツ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年05月14日 00:00