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ザンクト・フローリアン修道院ブルックナー・オルガンによるブルックナー:交響曲第5番(オルガン版)

ブルックナー・オルガン

ザンクト・フローリアン修道院のオルガンは1770年から1774年にスロヴェニア出身のフランツ・クサーヴァー・クリスマン(Franz Xaver Krismann)によって作られました。当初は74の音栓(ストップ)と5230のパイプを持っていましたが、幾度かの拡張により103の音栓と7386のパイプを追加。現在オーストリア最大級のオルガンのひとつとなっています。1873年にはブルックナーの提案で楽器の再建が行われ、その際には足鍵盤をブルックナーの足に合わせて作ったとも言われています。
1931/32年のシーズンにも改造が行われ、その時から「ブルックナー・オルガン」と呼ばれるようになりました。1996年、ブルックナーの没後100周年にも再調整が行われ、日々、美しい音色を奏でています。
このアルバムには、1999年から2003年までザンクト・フローリアンのオルガニストを務めたマティアス・ギーゼン自身が編曲したブルックナーの交響曲第5番(オルガン版)を収録。オーケストラの響きがオルガンへと、余すことなく移し替えられた見事な演奏による楽器の響きをご堪能ください。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ブルックナー(1824-1896):交響曲 第5番 変ロ長調 WAB105
(マティアス・ギーゼンによるオルガン版)

1.第1楽章:Introduction. Adagio - Allegro
2.第2楽章:Adagio. Sehr langsam
3.第3楽章:Scherzo. Molto vivace (Schnell) - Trio - Im gleichen Tempo
4.第4楽章:Finale. Adagio - Allegro moderato

【演奏】
マティアス・ギーゼン(オルガン)

【録音】
2018年10月14-17日
ザンクト・フローリアン修道院「ブルックナー・オルガン」

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2019年07月30日 00:00