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エトヴェシュ&南西ドイツ放送交響楽団~ヘンツェ: オラトリオ“メデューサの筏”

エトヴェシュのヘンツェ

2012年9月28日、南西ドイツ放送の傘下にあるシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が統廃合し、誕生した新生「南西ドイツ放送交響楽団」としての初録音となるアルバム。
2016年9月、ペーター・エトヴェシュの指揮でオーケストラとしての第1回公演が行われ、その後はケント・ナガノやエッシェンバッハ、クルレンツィスら、錚々たる指揮者たちがオーケストラを指揮しています。
このアルバムには1968年に初演のリハーサルが録音されて以来、かつて録音されたことのないヘンツェのオラトリオ「メデューサの筏」が収録されています。実際に起きた海難事故を主題にしたこのオラトリオは、複雑な書法を取りながらも美しい響きに溢れた作品。初演時には大混乱をきたしたというエピソードがありますが、現代では受け入れられやすい音楽です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):オラトリオ「メデューサの筏」(1968/1990改訂)

1-10.第1部
「DIE EINSCHIFFUNG ZUM UNTERGANG 没落への船出」
11-17.第2部
「DIE NEUNTE NACHT UND DER MORGEN 第九番目の夜と朝」

【演奏】
カミラ・ニュルンド(ソプラノ)
ペーター・シェーネ(バリトン)
ぺーター・シュタイン(語り)

SWRヴォーカル・アンサンブル/WDR放送合唱団
フライブルク大聖堂児童合唱団

【録音】
2017年11月15-17日
Hamburg, Elbphilharmonie、
Freiburg, Konzerthaus

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月31日 00:00