ベームのDGへのオペラ・声楽曲録音を集大成!『DGオペラ録音全集』(70枚組)
カール・ベームの名前は彼にとって神のような存在であるモーツァルト、ワーグナー、R.シュトラウスのオペラ作品の演奏で、音楽家や音楽通から計り知れない尊敬を集めています。ドイツ・グラモフォンはこのレーベルに行われた彼の声楽の全録音を初めてすべてまとめたCD70枚組のBOXセットを制作しました。
スターが勢ぞろいした1968年の『フィガロの結婚』、1964年のフリッツ・ヴンダーリヒとロベルタ・ペータースによる伝説の『魔笛』、『ミサ・ソレムニス』のベームによる2種類の録音、2つの『ばらの騎士』、『ナクソス島のアリアドネ』の3種(!)の録音、ワーグナーの『オランダ人』と『トリスタン』…そして新たにCD化された録音まで、充実の内容です。
いつまでも色あせることのないウィーン、ザルツブルク、バイロイトのライヴ録音も収録されています。
ベームがリヒャルト・シュトラウス、モーツァルト、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団について詳しく語った言葉が追加録音されています(ドイツ語)(CD 70「A Life Retold」の英語の大意はオンラインでご覧いただけます)。
美しいBOXに収められた豪華仕様で、リチャード・オズボーンによる新規ライナーノーツが付いています。
※1944年録音の『ナクソス島のアリアドネ』は初CD化。
(ユニバーサルミュージック)
『カール・ベーム~DGオペラ録音全集』
【曲目】
《CD 1-2》
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』
【演奏】
マルッティ・タルヴェラ(バス)
テオ・アダム(バス)
ジェイムズ・キング(テノール)
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)
エディット・マティス(ソプラノ)
ライプツィヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1969年
《CD 3》
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(1955年)
【演奏】
マリア・シュターダー(ソプラノ)
マリアンナ・ラデフ(メッゾ・ソプラノ)
アントン・デルモータ(テノール)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)
聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1955年
《CD 4-5》
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(1974年)
【演奏】
マーガレット・プライス(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1974年
《CD 6-8》
ベルク:
1) 歌劇『ヴォツェック』
2) 歌劇『ルル』
【演奏】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヘルムート・メルヒェルト(テノール)(1)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)(1)
ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)(1)
イヴリン・リアー(ソプラノ)(2)
パトリシア・ジョンソン(アルト)(2)
Alice Oelke(ソプラノ)(2)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)(2)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団
【録音】
1965年(1)、1968年(2)
《CD 9》
ヘンデル:歌劇『ジュリアス・シーザー』(ハイライツ)
【演奏】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ベルリン放送交響楽団
【録音】
1960年
《CD 10-11》
ハイドン:オラトリオ『四季』
【演奏】
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ペーター・シュライアー(テノール)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン交響楽団
【録音】
1967年
《CD 12》
マーラー:
1) 亡き子をしのぶ歌
2) リュッケルト歌曲集
3) ブラームス:アルト・ラプソディ
【演奏】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(1, 2)
クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)(3)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1, 2)
ウィーン楽友協会合唱団(3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(3)
【録音】
1963年(1, 2)、1976年(3)
《CD 13-15》
モーツァルト:歌劇『イドメネオ』
【演奏】
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
ペーター・シュライアー(テノール)
エディット・マティス(ソプラノ)
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
ライプツィヒ放送合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1977年
《CD 16-17》
モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』
【演奏】
ペーター・シュライアー(テノール)
アーリーン・オジェー(ソプラノ)
レリ・グリスト(ソプラノ)
クルト・モル(バス)
ライプツィヒ放送合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1973年
《CD 18-20》
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』
【演奏】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
エディット・マティス(ソプラノ)
ヘルマン・プライ(バリトン)
タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団
【録音】
1968年
《CD 21-23》
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(1967年)
【演奏】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ペーター・シュライアー(テノール)
マルティナ・アロヨ(ソプラノ)
プラハ・フィルハーモニック合唱団
プラハ国立歌劇場管弦楽団
【録音】
1967年
《CD 24-26》
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(1977年)(ライヴ)
【演奏】
シェリル・ミルンズ(バリトン)
ジョン・マカーディ(バス)
アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)
ペーター・シュライアー(テノール)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1977年(ライヴ)
《CD 27-28》
モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』
【演奏】
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ブリギッテ・ファスベンダー(メッゾ・ソプラノ)
ペーター・シュライアー(テノール)
ヘルマン・プライ(バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1974年(ライヴ)
《CD 29-31》
モーツァルト:
1) 歌劇『魔笛』
2) 歌劇『劇場支配人』
【演奏】
フランツ・クラス(バス)(1)
ロバータ・ペータース(ソプラノ)(1)
イヴリン・リアー(ソプラノ)(1)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)(1)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(1)
レリ・グリスト(ソプラノ)(2)
アーリーン・オジェー(ソプラノ)(2)
ペーター・シュライアー(テノール)(2)
クルト・モル(バス)(2)
RIAS室内合唱団(1)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
シュターツカペレ・ドレスデン(2)
【録音】
1964年(1)、1973年(2)
《CD 32-33》
モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』
【演奏】
ペーター・シュライアー(テノール)
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
エディット・マティス(ソプラノ)
テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)
テオ・アダム(バス)
ライプツィヒ放送合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1979年
《CD 34》
モーツァルト:レクイエム
【演奏】
エディット・マティス(ソプラノ)
ユリア・ハマリ(コントラルト)
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
カール・リッダーブッシュ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1971年
《CD 35-36》
R.シュトラウス:楽劇『サロメ』
【演奏】
リチャード・カシリー(テノール)
ミニョン・ダン(メッゾ・ソプラノ)
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
ハンブルク州立歌劇場管弦楽団
【録音】
1970年
《CD 37-38》
R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』
【演奏】
ジーン・マデイラ(メッゾ・ソプラノ)
インゲ・ボルク(ソプラノ)
マリアンネ・シェヒ(ソプラノ)
フリッツ・ウール(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1960年
《CD 39-41》
R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』(1958年)
【演奏】
マリアンネ・シェヒ(ソプラノ)
クルト・ベーメ(バス)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1958年
《CD 42-44》
R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』(1969年)
【演奏】
クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
テオ・アダム(バス)
タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)
オットー・ヴィーナー(バス)
エディット・マティス(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1969年
《CD 45-46》
R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』(1944年)
【演奏】
マリア・ライニング(ソプラノ)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
アルダ・ノーニ(ソプラノ)
マックス・ローレンス(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1944年
《CD 47-48》
R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』(1954年)
【演奏】
リーザ・デラ=カーサ(ソプラノ)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ルドルフ・ショック(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1954年
《CD 49-50》
R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』(1969年)
【演奏】
ヒルデガルト・ヒレブレヒト(ソプラノ)
タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)
レリ・グリスト(ソプラノ)
ジェス・トーマス(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
バイエルン放送交響楽団
【録音】
1969年
《CD 51-53》
R.シュトラウス:歌劇『影のない女』
【演奏】
ジェイムズ・キング(テノール)
レオニー・リザネク(ソプラノ)
ルート・ヘッセ(メッゾ・ソプラノ)
ペーター・ヴィムベルガー(バス・バリトン)
ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1977年
《CD 54-56》
R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』
【演奏】
ゲオルク・ハン(バス)
ロゼッテ・アンダイ(メッゾ・ソプラノ)
マリア・ライニング(ソプラノ)
リーザ・デラ=カーサ(ソプラノ)
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
ユリウス・パツァーク(テノール)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1947年
《CD 57-58》
R.シュトラウス:歌劇『無口な女』
【演奏】
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッツ(ソプラノ)
ヘルマン・プライ(バリトン)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1959年
《CD 59-60》
R.シュトラウス:歌劇『ダフネ』
【演奏】
パウル・シェフラー(バス)
Vera Little(メッゾ・ソプラノ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
ジェイムズ・キング(テノール)
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1964年
《CD 61-62》
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』
【演奏】
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ペーター・シュライアー(テノール)
ヘルマン・プライ(バリトン)
カール・リッダーブッシュ(バス)
タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)
バイエルン放送交響楽団
【録音】
1971年
《CD 63-64》
ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』
【演奏】
カール・リッダーブッシュ(バス)
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)
ヘルミン・エッサー(バリトン)
ジークリンデ・ヴァーグナー(コントラルト)
トーマス・スチュワート(バリトン)
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
【録音】
1971年
《CD 65-67》
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』
【演奏】
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
【録音】
1966年(ライヴ)
《CD 68》
〔劇場支配人サー・ルドルフ・ビング引退記念メトロポリタン歌劇場ガラ・コンサートより〕
1) ヴェルディ:愛の二重唱「もう夜も更けた」(歌劇『オテロ』より)
2) R.シュトラウス:「ああ! お前は自分の口に接吻させようとはしなかった」(楽劇『サロメ』より)
3)〔My master’s legacy〕
4)〔Karl Böhm on Richard Strauss〕
【演奏】
テレサ・ツィリス=ガラ(ソプラノ)(1)
フランコ・コレッリ(テノール)(1)
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)(2)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団(1, 2)
【録音】
1972年
《CD 69》
「カール・ベーム、モーツァルトのオペラとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との関わりについて語る」
【録音】
1964年‐1974年
《CD 70》
カール・ベーム 「A Life Retold」
【録音】1960年
【演奏】カール・ベーム(指揮)
カテゴリ : セール | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2019年08月22日 18:00