パーテルノストロ&ウィーン放送響によるウェーバーの知られざるオペラ!“歌劇「ペーター・シュモールと隣人たち」”(2枚組)
戦争中に財産のほとんどを失い、親族を頼ってオランダにやってきたペーター・シュモール。彼は姪のミネッテにひとめ惚れし、彼女と結婚したいと考えましたが、彼女は現在行方不明の別の恋人カール・ピルクナーを待ち続けています。さて、2人の恋の行く末は…
ドイツ、初期ロマン派の作曲家ウェーバー。楽団の興行師だった父と、オペラ歌手の母を持ち、幼いころからオペラに親しんだという彼が15歳の時に作曲したのがこの「ペーター・シュモールと隣人たち」でした。
台詞と音楽による「ジングシュピール」の形式で書かれていましたが、現在台詞部分は失われており、また全曲が演奏されることもほとんどなく、序曲のみが知られています。
この演奏では、主役ペーター・シュモールに若手バリトン、パウル・アルミン・エーデルマンを起用、伸びのある美しい声で裕福だった銀行家を歌い上げます。
指揮はブルックナーの交響曲全集で話題をさらったパーテルノストロ。作品の持ち味を活かした純朴な演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ウェーバー(1786-1826):歌劇《ペーター・シュモールと隣人たち》2幕
カール・ゴットロープ・クラーマー(1758-1817):原作
ヴィリー・ヴェルナー・ゲッティヒ(歌詞)
1.序曲
2-10.第1幕
11-21.第2幕
【演奏】
ペーター・シュモール…パウル・アルミン・エーデルマン(バリトン)
マルティン・シュモール…トルステン・グリュンベル(バス)
ミネッテ…イロナ・レヴォルスカヤ(ソプラノ)
カール・ピルクナー…セバスティアン・コールヘップ(テノール)
ハンス・バスト…クリストフ・ザイドル(バス)
ニクラス…ヨハネス・バンベルガー(テノール)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
ウィーン放送交響楽団
【録音】
2019年1月21日 ライヴ収録
アン・デア・ウィーン劇場
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年08月28日 00:00