ヴァーツラフ・ルクス&コレギウム・ヴォカーレ1704がヤン・ステファニの歌劇“想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々”を録音!(2枚組)
ピリオド楽器使用によるスタジオでの全曲録音は今回が世界初です!貴重!
東欧チェコの古楽界を代表するアンサンブルであり、世界の古楽シーンの最前線に躍り出たヴァーツラフ・ルクス率いるコレギウム・ヴォカーレ1704がNIFCに再登場!
前作「ドニゼッティ:レクイエム」(NIFCDVD 006)での卓越した演奏で、その実力の高さを改めて証明してくれた同コンビが取り上げているのは、啓蒙時代のポーランド語のオペラの最高傑作と名高い、ヤン・ステファニ(1746-1829)の歌劇「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」!
18世紀末、1793年から94年にかけて作曲された全2幕から成る「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」は、ヴォイチェフ・ボグスワフスキ(1757-1829)の台本と、ヤン・ステファニの音楽によるもので、ポーランドの伝統、音楽文化の豊かさと美しさを作品の重要な要素とし、具現化たステファニの代表作として知られています。
また、クラクフの都会に暮らす人々と、山地に暮らす素朴な人々の道徳観を対照させて、当時の社会階層の問題を浮き彫りにするという意味合いも持ち合わせた意義深い作品でもあります。
ルクス率いるコレギウム・ヴォカーレ1704はもちろんのこと、テノールのヴァーツラフ・チジェクやレンカ・カフォウルコヴァー、ナタリア・ルビスなど東欧方面で大活躍中の歌い手たちをズラリとソリストたちも豪華!
ショパン以前のポロネーズのスペシャリストであり、ワルシャワ大聖堂の楽長も務めたポーランドの重要作曲家の最高傑作のオペラを、最高の布陣で!
(東京エムプラス)
【曲目】
ヤン・ステファニ(1746-1829):
歌劇《想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々》
【演奏】
ヴァーツラフ・チジェク(テノール)
レンカ・カフォウルコヴァー(ソプラノ)
ナタリア・ルビス(ソプラノ)
クリスティアン・アダム(テノール)
ヤン・マルチニーク(バス)
トマーシュ・クラール(バリトン)
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
コレギウム1704
コレギウム・ヴォカーレ1704
【録音】
2017年7月21日-23日、チェコ放送スタジオ21(プラハ、チェコ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年09月03日 00:00