サックス四重奏団「カルテット・スピリタス」新録音!フランスの作曲家による名四重奏曲集『THE QUARTET II』
エスプリの利いた名四重奏曲から引き出される新たな魅力
「THE QUARTET」でデザンクロ、シュミットらの古典的四重奏曲を取り上げ、高い評価を受けたカルテット・スピリタス。
今作もフランスの作曲家による名四重奏曲を4曲収録。いずれもサクソフォーン奏者には馴染み深い作品ばかりですが、前作とは趣を変えて聴きやすくエスプリの利いた楽曲を中心にセレクト。
コンサートでは軽妙なポップスなども披露し人気の高いスピリタスは、一方で骨太で精密、高いアンサンブル力が持ち味の実力派四重奏団でもあります。よく知られた作品にスポットを当て、これまで気づかなかった新たな魅力を再発見させてくれるアルバムとなりました。
(CAFUAレコード)
『THE QUARTET II』
【曲目】
四重奏曲(フォスタン&モーリス・ジャンジャン)
Quatuor
[1] I. Gaiete Villageoise
[2] II. Doux Paysage
[3] III. Papillons (Scherzo)
[4] IV. Concert sur la Place (Humoristique)
小四重奏曲(ジャン・フランセ)
Petit Quatuor
[5] I. Gaguenardise
[6] II. Cantilene
[7] III. Serenade comique
[8] 序奏と民謡風ロンドによる変奏曲(ガブリエル・ピエルネ)
Introduction et Variations sur une Ronde Populaire
四重奏曲(クロード・パスカル)
Quatuor
[9] I. Anime
[10] II. Choral
[11] III. Mouvement de Valse
[12] IV. Vif
【演奏】
カルテット・スピリタス
[メンバー]
松原孝政(ソプラノ・サクソフォーン)
波多江史朗(アルト・サクソフォーン)
松井宏幸(テナー・サクソフォーン)
東涼太(バリトン・サクソフォーン)
【録音】
2019年4月16~18日 プラザウエスト さくらホールにて収録
<カルテット・スピリタス>
「新しいエスプリ(ラテン語でSPIRITUS)を持つサクソフォーン・カルテット」として、2003年に結成。レパートリーはクラシックをはじめポップスから現代音楽まで幅広い。各々がソロ、オーケストラ、室内楽等様々に活躍するプロフェッショナルな演奏家である。
2006年より一般財団法人「地域創造」登録アーティストとして「公共ホール音楽活性化事業」に参加し、アイディアあふれる演奏と親しみやすいトークで、子供からお年寄りまで全国各地の人々に音楽の楽しさを届けている。エンターテイメント性の高いコンサートが好評となり東京を中心とする各地でコンサートを展開している。
津田ホールでのデビューリサイタルでは「調和に優れた正統派アンサンブル」(音楽の友)と評された。2014年、ロシアからの招聘を受け、モスクワにて「国立モスクワ合唱団」との共演を成功させる。新潟りゅーとぴあのワンコインGPでは2連覇をなしとげた。NHK「クラシック倶楽部」、FM「名曲リサイタル」等にも取り上げられメディアからも注目されている。
BMGジャパンより1stアルバム「Scene」をリリース。CAFUAレコードからリリースされた2ndアルバム「THE QUARTET」はレコード芸術誌の特選盤に選出された。2016年にはスピリタスコレクション「春夏編」「秋冬編」を2枚同時リリース。この度のアルバムが通算5枚目となる。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年10月21日 00:00