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エリック・ル・サージュが取り組むブラームス“室内楽作品全集”第5集は、リーズ・ベルトーを迎えてヴィオラとピアノのためのソナタ集!

ブラームス

エリック・ル・サージュが取り組むブラームスの室内楽全集シリーズ、第5集にはヴィオラ・ソナタと、同じくヴィオラが活躍する「2つの歌」を収録。
創作活動を中断していた晩年のブラームスが、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出会ったことで、再び作曲意欲を燃やし書き上げた一連のクラリネット作品は、どれも珠玉の名作です。
中でもブラームス最後のソナタ作品となった1894年の「2つのクラリネット・ソナタ」はブラームス自身の手によってヴィオラ版に編曲され、現在ではクラリネット版、ヴィオラ版のどちらも愛奏されています。
「2つの歌」は第2番「聖なる子守歌」が1863-64年、第1番「秘めたるあこがれ」が1884年に書かれた曲。編成にアルトとヴィオラが指定された、いかにもブラームス好みの渋く美しい作品です。

今作では若き名手リーズ・ベルトーがヴィオラを担当、味わい深い音色でしみじみとした旋律を奏でています。歌曲ではFuga Liberaレーベルからアルバムをリリースするサラ・ローランが参加、3人の響きが溶け合う瞬間をお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

『ブラームス:室内楽作品全集第5集~ヴィオラとピアノのためのソナタ集』
【曲目】
ブラームス(1833-1897):
ヴィオラ・ソナタ 第1番 Op.120 No.1
1.第1楽章:Allegro appassionato
2.第2楽章:Andante un poco Adagio
3.第3楽章:Allegretto grazioso
4.第4楽章:Vivace

ヴィオラ・ソナタ 第2番 Op.120 No.2
5.第1楽章:Allegro amabile
6.第2楽章:Allegro appassionato
7.第3楽章:Andante con moto: Allegro

2つの歌 Op.91-歌とヴィオラ、ピアノのための
8.秘めたるあこがれ
9.聖なる子守歌

【演奏】
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
サラ・ローラン(コントラルト)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

【録音】
2019年2月22,25日,9月18日
Belle Saison au théâtre de Coulommiers

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年12月10日 00:00