トリンクス&ウィーン放送響によるウェーバーの知られざるオペラの映像が登場!歌劇《オイリアンテ》
[Naxos Music 公式チャンネルより]
ウェーバーの知られざるオペラが21世紀に蘇る!
12世紀のドイツ、ネヴェール伯爵アドラールは戦いのため、愛する妻オイリアンテと離れ離れとなっており、2人は失意の生活を送っています。そして、オイリアンテをわが物にしようと企むフォレスト伯爵リジアルトと、アドラールに想いを寄せるオイリアンテの女官を務めるエグランティーネの策略に陥り、アドラールは妻が裏切りを働いたと信じてしまいますが…
1823年にウィーンで初演された《オイリアンテ》はウェーバーの意欲作であったものの、3時間を超える上演時間の長さと台本の不備が足枷となり、繰り返し上演されるまでには至りませんでした。
しかし序曲を含めた音楽の完成度は高く、これまでにもさまざまな改訂版が上演されるなど、人気が途絶えることはありません。
本映像では、ウィーン放送響を率いるコンスタンティン・トリンクスの骨太なタクトのもと、オイリアンテを歌うジャクリーン・ワーグナーの清冽な歌唱、彼女のライヴァルであるエグランティーネ役のクロンターラーの鬼気迫る演技歌唱が光ります。
彼女たちをめぐる男声陣も隙がなく、なかでもリジアルト役のフォスター=ウィリアムズの体当たりの演技は物語に刺激を与えています。
クリストフ・ロイによる演出は、ヨハネス・ライアッカーのシンプルで効果的な舞台美術と相まってオリジナルにいくつかの小さなカットを加えることで、物語を整理し、迫真のドラマとして成立させています。
(ナクソス・ジャパン)
【演目】
ウェーバー(1786-1826):歌劇《オイリアンテ》Op.81 J.291 全3幕
ヘルミーナ・フォン・シェジー(1783-1856):台本
中世のロマンス「ジェラール・ド・ヌヴェールと徳高く貞節なウリアン・ド・サヴォワの物語」:原作
【出演】
オイリアンテ:アドラールの妻…ジャクリーン・ワーグナー(ソプラノ)
アドラール:ネヴェール伯爵…ノルマン・ラインハルト(テノール)
エグランティーネ:女官…テレサ・クロンターラー(メゾ・ソプラノ)
リジアルト:フォレスト伯爵…アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ(バス・バリトン)
ルートヴィヒ六世:フランス国王…シュテファン・ツェルニー(バス)
ブルゴーニュ公爵夫人…エーファ=マリア・ノイバウアー
コンスタンティン・トリンクス(指揮)
ウィーン放送交響楽団
アルノルト・シェーンベルク合唱団
クリストフ・ロイ(演出)
ヨハネス・ライアッカー(装置)
クラウス・ベルティシュ(ドラマトゥルギー)
アン・デア・ウィーン劇場の新プロダクション
パウル・ランツマン(映像ディレクター)
【収録】
2018年12月12,15日 アン・デア・ウィーン劇場
収録時間:167分
[同音源CD]
Capriccio C5373
[国内仕様盤は日本語解説付]
[仕様]
字幕:日本語、ドイツ語(歌唱言語)、英語、フランス語、韓国語
映像:
カラー 16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
HD (Blu-ray)
音声:
Dolby AC3 2.0 & DTS 5.1(DVD)
PCM stereo and DTS-MA 5.1(Blu-ray)
[仕様]
字幕:日本語、ドイツ語(歌唱言語)、英語、フランス語、韓国語
映像:カラー 16/9 NTSC All Region 片面2層(DVD、Blu-ray)
音声:Dolby AC3 2.0 & DTS 5.1(DVD)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年01月09日 00:00