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オフェリー・ガイヤールの新録音はヴィヴァルディ:協奏曲集!酒井淳も参加!(2枚組)

ガイヤール

ガイヤールが豊かな色彩感で描くヴィヴァルディ!

親密な音色と感性豊かな音楽が人気のチェリスト、ガイヤール。
最新盤は、ヴィヴァルディの協奏曲集。ガイヤールはここでチェロ独奏とアンサンブルによる協奏曲のほか、2~ 4人のソリストとアンサンブルによる協奏曲をプログラム。
ソリストの共演陣も、チェロの酒井淳(齋藤秀雄メモリアル賞、レコード・アカデミー賞等受賞)、フライブルク・バロック・オーケストラのファゴット奏者ハヴィエル・ザフラらという豪華な顔ぶれです。

1737年頃ピエタ慈善院にいたテレーザ(1721年生まれ)という若きチェロ奏者のためにヴィヴァルディは3作のチェロ協奏曲を作曲しました。残念ながらそれらは現在ヴィオラ・パートのみが伝わっているという状況ですが、ここでガイヤールは“テレーザのために” と題された変ロ長調の協奏曲の緩徐楽章を再構築しています。
さらに、ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.179/581のカデンツァも挿入しています。歌劇『救われたアンドロメダ』RVAnh.117が雲の中からさっと射す光のよう。ヴィヴァルディ作品の色彩感と陰影に富んだ世界を堪能できる2枚組です!
(キングインターナショナル)

『ヴィヴァルディ:協奏曲集』

【曲目】
ヴィヴァルディ:
[CD1]
・チェロ協奏曲 ト短調 RV 416

・歌劇「救われたアンドロメダ」より”Souvente il sole” RV Anh.117
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ)

・2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531
第2チェロ:酒井淳

・チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV 409
ファゴット:ハヴィエル・ザフラ

・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ト長調 RV 414

・弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ハ長調 RV 112

[CD2]
・2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲
パブロ・ヴァレッティ&マウロ・ロペス・フェッレイラ(ヴァイオリン)、酒井淳(チェロ)

・チェロ協奏曲 変ロ長調“テレーザのために”よりラルゲット
再構築:オリヴィエ・フレ

・ピッコロ・チェロのための協奏曲 ロ短調 RV 424

・歌劇『ティート・マンリオ』より“緑のオリーヴの枝で”
デルフィーヌ・ガル(コントラルト)

・チェロ協奏曲 ニ短調 RV 405

・チェロ協奏曲 イ短調 RV 419(アレグロ)

【演奏】
オフェリー・ガイヤール(チェロ、指揮)
プルチネッラ・オーケストラ

【録音】
2019年8月27-9月3日、パリ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年01月24日 00:00