ミヒャエル・ギーレン&ウィーン放送響~ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス 1985年ライヴ!
ミヒャエル・ギーレン追悼
1985年、ウィーン・ライヴのベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”
今回登場のギーレン追悼&ベートーヴェン生誕250年記念アルバムは、ギーレンが得意のベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”を1985年にウィーンで演じた際のライヴ録音。ご承知のようにギーレンのキャリアの振り出しはウィーン国立歌劇場の練習指揮者であり、ウィーン流儀を体得した指揮者ならではの名演が期待されます!
(タワーレコード)
1823年に完成されたベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス=荘厳ミサ」は彼と親交のあったルドルフ大公のために作曲されました。もともとは1820年に行われた大公の大司教就任祝いのための作品でしたが、その日に間に合わず、結局は1824年にサンクトペテルブルクで初演。ベートーヴェンの崇高な意思が反映された大作であるものの、教会ではあまり演奏されることのない宗教曲です。
2019年3月にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼はこの作品を「キリスト教的ではない」と評していますが、作品の持つ精神性を深く愛し何度も演奏を重ねてきました。これまでにも2005年のルクセンブルク・フィルとの演奏を始め、1987年のバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団との演奏など何種類もの録音がリリースされていますが、今作は1985年にウィーン放送交響楽団(当時はオーストリア放送交響楽団)と演奏した「歴史的録音」。ギーレンらしい「透明感のある響き」が生かされた闊達な演奏を存分にお楽しみいただけます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ベートーヴェン(1770-1827):ミサ・ソレムニス Op.123
1.キリエ
2.グローリア
3.クレド
4.サンクトゥス
5.アニュス・デイ
【演奏】
アリソン・ハーガン(ソプラノ)
マルヤーナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
トーマス・モーザー(テノール)
マティアス・ヘッレ(バリトン)
ルドルフ・ショルツ(オルガン)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン放送交響楽団(オーストリア放送交響楽団)
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
【録音】
1985年4月18-19日 ウィーンムジークフェライン
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020
掲載: 2020年02月13日 00:00