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ヤンソンス&バイエル放送響2008年ライヴ~ブルックナー“ロマンティック”が初分売!

ヤンソンスのブルックナー

バイエルン放送響/ブルックナーBOX(品番:900716)より初分売

BR KLASSIKが創設されて最初に発売されたのが、マリス・ヤンソンスが指揮するブルックナーとマーラーの交響曲第7番。どちらも2007年に録音された演奏で、その高い完成度を持つ録音は、レーベルの知名度を大いに高めることとなりました。

このブルックナーの第4番は2008年に録音されたものの、一般には流通することのなかった音源。公式CDとしては2019年4月に発売された「ブルックナーBOX」に収録されたのが初のお目見えとなりました。ヤンソンスはスコアを入念に読み解き、独自の解釈を加え、彼ならではのブルックナーを披露します。ヤンソンスが演奏に用いたのは1878/1880年のノヴァーク版第2稿(1886年版)。第1楽章の夜明けを思わせる冒頭のホルンの響きは、極めてゆったりと伸びやか。曲が進むにつれ、多層的な響きが加わる様は、聴き手の耳を興奮させます。第1楽章と見事な対比を見せる深遠な第2楽章に続き、第3楽章スケルツォはヤンソンスらしいきびきびとした音の動きが楽しめます。そして終楽章の最後の部分では、ホルンが高らかに第1楽章を回想、感動的に曲を閉じるまでヤンソンスの演奏には緊張感が途切れることはありません。湧き上がるような拍手も収録されています。
(ナクソスジャパン)

ブルックナー(1824-1896):
交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104
(1878/1880 ノヴァーク版)
1.第1楽章: Bewegt, nicht zu schnell
2.第2楽章: Andante quasi Allegretto
3.第3楽章: Scherzo. Bewegt ー
Trio. Nicht zu schnell. Keinesfalls schleppend
4.第4楽章: Finale. Bewegt, doch nicht zu schnell
【演奏】
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
【録音】
2008年11月26-28日 ライヴ
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2020年03月03日 17:30