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ヴァーツラフ・ノイマン生誕100年~ライヴ映像の名作が蘇る!「第九」「新世界より」

ノイマンの第九
1989年12月14日「第九」演奏会の模様

チェコの名指揮者、ヴァーツラフ・ノイマン(1920~1995)の生誕100年を記念して、2つの名映像が復活します。ひとつは1989年のチェコの民主化「ビロード革命」の際、主体となった「市民フォーラム」のためにプラハ、スメタナ・ホールで行われた感動的なベートーヴェン「第九」のライヴ映像。もう一つは1993年にプラハ、ルドルフィヌムで行われた「新世界」交響曲初演100年記念コンサートのライヴ映像です。こちらには貴重なドキュメンタリー「ノイマン ある指揮者の生涯」が併録されています。2タイトルとも、ノイマンを語る際に欠かすことのできない記念碑的な名映像と言えるでしょう。
(タワーレコード 商品統括部 板倉重雄)

 

ノイマン/ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫-市民フォーラム・コンサート・ライヴ(1989年)-
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ・フィルハーモニー合唱団

ノイマンの第九
【参考画像】旧規格のジャケット写真

ノイマン生誕100年
1989年、民主化革命直後、「喜びの歌」が高らかに響きわたる!

1989年11月、「市民フォーラム」と呼ばれる人々が主体となり、チェコの民主化を求める「ビロード革命」が起こりました。そしてその1ヶ月後、市民フォーラムのシンボルであるピース・バッジを胸にした人々でこの会場は興奮に包まれました。
革命にも奔走したノイマンとチェコ・フィル、フォーラムの代表であり後に大統領となるハヴェルらが一同に会し、曲はまさにこの場にこれ以上なし、人類の愛と自由を歌い上げる第9交響曲。通常演奏とは一味もふた味も違う感動に包まれた「特別の第9」です。
独唱者もベニャチコヴァーをはじめとするチェコが世界に誇る名手たち、これは第9演奏史に残る重要なドキュメントでもあります。


収録内容
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125《合唱付》
―1989市民フォーラム・コンサート・ライヴ
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ガブリエラ・ベニャチコヴァー=チャーポヴァー(ソプラノ)
アンネ・ギーヴァング(アルト)
ギュンター・ノイマン(テノール)
アルトゥール・コルン(バス)
チェコ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ルボミール・マートル)
収録:1989年12月14日 プラハ、スメタナ・ホール(ライヴ)

収録分数:75分
セル/レンタル:セルオンリー
収録層:片面二層
画面サイズ:4:3
音声2:リニアPCM
字幕:なし
画像:カラー

ノイマン/ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫-「新世界」初演100年記念コンサート・ライヴ-
ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

ノイマンの新世界
【参考画像】旧規格のジャケット写真

ノイマン生誕100年
ノイマン唯一の映像による「新世界」。最晩年の到達点を仰ぎ見る名演!

ノイマンとチェコ・フィルは「新世界交響曲」のスタジオ録音を3回行っており、そのいずれもが名演とされていますが、これはそれらとは別の1993年の記念コンサートにおけるライヴ録音。ノイマン自身「これほど光栄なことはない」と語っていた演奏会白熱の記録です。当日CD用の録音は当社によって行われ、そのディスクは「プロ録音大賞」第1回大賞を受賞、長く聴き継がれているものです。併録のドキュメンタリーにはノイマン本人やゆかりの演奏家たちの貴重なコメント、マーラーやベートーヴェン、ドヴォルザークなどのリハーサル・シーンも多数収録されており、これもまたファン垂涎の内容です。

収録内容
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》
ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1993年12月11日 プラハ、ルドルフィヌム ~「新世界」交響曲初演100年記念コンサート・ライブ~

(2)ドキュメンタリー「ノイマン ある指揮者の生涯」

収録分数:100分
セル/レンタル:セルオンリー
収録層:片面二層
画面サイズ:4:3
音声2:リニアPCM
字幕:あり
画像:カラー

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2020年03月24日 00:00