オペラに、流行歌に活躍した昭和の世界的ソプラノ歌手、大谷洌子の復刻盤が登場!
【参考画像】ヴィオレッタに扮する大谷洌子
昭和の世界的名ソプラノ大谷洌子
流行歌からポピュラー、オペラの名曲まで幅広く収録
大谷洌子(おおたに・きよこ、1919~2012)は昭和期の世界的なソプラノ歌手。広島市国泰寺町(現・中区国泰寺町)出身。1940年に武蔵野音楽学校(現武蔵野音大)を卒業し、同年ビクターからデビュー。流行歌を歌いつつ、藤原歌劇団の花形スターとして活躍をしました。 オペラでは「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」など数多くのオペラで活躍。中でも「椿姫」のヴィオレッタが当たり役でした。
1952年からニューヨークやミラノに留学。歌唱と演技に磨きをかけて活躍の場を国際的に広げ、1960年には「夕鶴」のニューヨーク初演で主役を務めました。1955年には第6回NHK紅白歌合戦に出場しました。
後進の指導にも力を入れ、豊富な経験を生かした演出や教育ぶりが高く評価されました。くらしき作陽大名誉教授、藤原歌劇団名誉団員。1989年には勲四等宝冠章を受章しました。
このCDには灰田勝彦との共演で大ヒットした「ジャワのマンゴ売り」(1942年、SPレコードからの復刻)をはじめ、流行歌からポピュラー、オペラの名曲まで幅広く収録しています(23曲、77分)。初CD化楽曲多数。
(タワーレコード 商品統括部 板倉重雄)
【曲目】
チリビリビン、誰かが誰かと (麦畑)、アニー・ローリー、ロンドンデリーの歌、ブラームスの子守唄、別れの曲、やさしい歌声、春を待ちつつ、春の唄、日本婦人の歌、若き頬に、あなたの窓に灯が點る、微風の唄、ジャワのマンゴ売り、南島の春、空の神兵、海の勇者、戦闘帽の歌 (戦場の歌)、菫いろの歌、朝の挨拶、浜辺の歌、城ヶ島の雨、庭の千草、ああそは彼の人か (「椿姫」より)
【演奏】
大谷洌子(ソプラノ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年03月24日 00:00