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10人の日本人作曲家が書き下ろし!飯野明日香~『和の歌─日本の歌によるピアノ作品集』

飯野明日香

10人の日本人作曲家が書き下ろした創意あふれる委嘱新作を快演!

現代作品の演奏をライフワークのひとつとして活躍する気鋭のピアニスト飯野明日香の2020年最新盤。
2014年度レコード・アカデミー賞(現代部門)受賞など、高い評価を受けている飯野が、全曲委嘱新作という意欲的なレコーディングを行いました。
新世代の日本を代表する10人の作曲家たちが、馴染み深い日本の歌にインスピレーションを受け、このCDのために書き下ろした新曲10曲を収録。演奏・作品ともに聴き逃せないアルバムとなりました。
(カメラータ)

『和の歌─日本の歌によるピアノ作品集』
【曲目】
1.平川加恵:ずいずいFantasy(2019) [「ずいずいずっころばし」より]
2.川島素晴:白河踊りメタモルフォーゼ(2019)
3.小出稚子:うさぎのダンス(2019)
4.篠田昌伸:ゲートキーパー(2019) [「通りゃんせ」より]
5.挾間美帆:コラール─「からたちの花」メロディーによる(2019)
6.金子仁美:日本の唱歌「雪」による変奏曲─3Dモデルによる音楽Ⅳ(2019)
7.法倉雅紀:茜草指(あかねさす)第3番─独奏ピアノのための(2018)
[「さくらさくら」「荒城の月」他より]
8.鈴木純明:いそいそパラフレーズ(2019) [「お菓子と娘」より]
9.山田武彦:七里ヶ浜の哀歌(真白き富士の嶺)による変奏曲(2019)
10.川上 統:夕空の泉に(2019) [「夕焼け小焼け」より]

【演奏】
飯野明日香(ピアノ)

【録音】
2019年12月、千葉

<飯野明日香(ピアノ)>
東京藝術大学附属高等学校、同大学ピアノ科を卒業。パリ国立高等音楽院ピアノ科を一等賞で卒業し、上級ディプロムを取得。ベルギー政府給費留学生として、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科マスターコースに学び、満場一致の一等賞ならびに栄誉賞にて修了。またフォルテピアノをパリ国立高等音楽院古楽器科に学び、満場一致の一等賞で卒業。古楽の上級ディプロムも取得する。
現代音楽からフォルテピアノまでの幅広いレパートリーをもとにリサイタルシリーズ「Parfum du Futur」(19回開催)や、室内楽シリーズ「l’Espace」(3回開催)など多彩な演奏活動を展開。「現代音楽における若手ピアニストとして最も将来を嘱望される演奏家の一人」(音楽の友2009年12月号)と評され、同誌の「コンサート・ベストテン2009、10、11、14」および「旬の日本人演奏家たち」(2013年5月号)にも選出された。また、カウニアイネン音楽祭(フィンランド)での公演や、ニューヨークの新鋭カルテット、ユリシーズ弦楽四重奏団やフランスのデュオ・オスティナートなど海外アーティストとの共演も多い。
カメラータ・トウキョウよりリリースしたCD『一柳慧ピアノ作品集』、『France Now』、『Japan Now』はいずれもレコード芸術特選盤他の高い評価を受けており、特に『France Now』は2014年度 第52回レコード・アカデミー賞(現代曲部門)、および『クラシック不滅の名盤1000』(2018年『レコード芸術』編)に選ばれる。また2017年には一柳慧「ピアノ協奏曲第4番Jazz」の2台ピアノ版をピアノソロ用に編曲し、「ジャズ・ファンタジー」としてショット社より出版された。
小林仁、播本枝未子、故G. ムニエ、故C. エルフェ、他の各氏に師事。
洗足学園音楽大学、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学非常勤講師。ピティナ汐留イタリア街ステーション、演奏団体“MUSICBASKET”各代表。秋田市観光クチコミ大使。2010年第28回中島健蔵音楽賞 受賞。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月10日 00:00