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フルトヴェングラー&ベルリン・フィルのルガノ・ライヴ完全全曲がUHQCD2枚組で登場!

フルトヴェングラー

フルトヴェングラーのラストイヤー!
1954年5月ベルリンフィルとのルガノ演奏会ライヴ。完全全曲盤。
極上音質で復活の超絶ライヴ高音質UHQCDにて登場!
デジパック仕様(完全限定盤)

フルトヴェングラーの没年である1954年。巨匠は万全の体調とは言えないながらも精力的な活動を展開。しかも超名演を遺言の如くに多く遺しました。4月末から5月下旬にかけて、ベルリンフィルを率いてドイツ、イタリア、フランス、スイスツアーを敢行。ほぼ毎日というハードな演奏会をこなしました。吉田秀和氏はパリでの演奏会を聞き、絶賛しております。スイスの美しい街ルガノで行われたライヴを完全全曲版でお送りします。「田園」は、冒頭が見事です。密やかな開始。重い扉を開けると広がる田園風景の広がり、音色が徐々に明るくなっていく演出も天才的。フランスの名女流ピアニスト、ルフェビュールをソリストに迎えたモーツァルトは深刻、沈鬱な正にベートーヴェン的なモーツァルトで絶品。そして、「ティル・オイレンシュピーゲル」は最も後年の録音です。音質の良さからもフルトヴェングラーのトップの演奏と目されています。曲順は、当盤が正しく、現代では奇異に思われるかもしれませんが、大曲を一曲目に置き、序曲で締めるというのも当時の一典型でありました。元々非常に良好な音質でしたが、妙なステレオ感を廃し、テープの傷は可能な限り修正しUHQCD化しました。気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(英文+和訳付)がつきます。
(ミューズ貿易)

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(ピアノ:イヴォンヌ・ルフェビュール)
シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》
【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1954年5月15日、ルガノ、テアトロ・クルザール・ライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年05月07日 12:00