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エッカルト・ルンゲによるカプースチン&シュニトケ:チェロ協奏曲第1番

カプースチン

近年すっかり人気作曲家の仲間入りを果たしたカプースチン。彼のジャズ風の音楽はジャンルを超えて多くの聴き手に愛されています。
そんなカプースチンは、これまでに2曲のチェロ協奏曲を書いており、第2番は演奏機会も多く、録音も存在しますが、なぜか第1番はその存在がほとんど忘れられています。
今回この曲に取り組んだのはドイツのチェリスト、エッカルト・ルンゲ。彼は10年前にモスクワを訪れた際、カプースチンから直接作品の覚え書きを託されたといい、今回の録音でもカプースチンの意図を汲んだ見事な演奏を披露しました。また、シュトローベル指揮するベルリン放送交響楽団も、ビッグバンド風のグルーヴィーなサウンドを存分に聴かせます。

カップリングは1986年に作曲されたシュニトケのチェロ協奏曲第1番。こちらは楽器の限界に挑むようなハイテンションの音楽が展開します。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
カプースチン(1937-):チェロとオーケストラのための協奏曲第1番 Op.85(1997)
1. I.Allegro
2. II.Largo con moto
3. III.Allegro

シュニトケ(1934-1998):チェロとオーケストラのための協奏曲第1番(1986)
4. I.Pesante-Moderato
5. II.Largo
6. III.Allegro vivace
7. IV.Largo

【演奏】
エッカルト・ルンゲ(チェロ)
フランク・シュトローベル(指揮)
ベルリン放送交響楽団

【録音】
2018年3月9-10日
2019年9月30日-10月2日
RBB,Haus des Rundfunks,Berlin

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年06月29日 00:00