メジューエワによるフランス革命前後のウィーン音楽~ハイドンとベートーヴェン
機知と遊び心 ―― 瑞々しいタッチが描き出すウィーン古典派の精神
精力的な録音活動を続けるイリーナ・メジューエワの2019年録音。今回はフランス革命前後のウィーン音楽をテーマに、ハイドンとベートーヴェンの作品を取り上げました。古典的なウィットに富んだ巨匠ハイドンと、ロマン派の胎動を予感させる革命児ベートーヴェン。師弟二人の作品を並べることにより、それぞれの個性を鮮やかに浮き上がらせます。ヴィンテージ・スタインウェイの名器CD135(1925年製)の素敵な音色とともに、じっくりと味わいたい一枚です。
(若林工房)
【曲目】
ハイドン
ピアノ・ソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI/49
アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob.XVII/6
アダージョ へ長調 Hob.XVII/9
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
【演奏】
イリーナ・メジューエワ(ピアノ…1925年製NYスタインウェイ CD135)
【録音】
2019年9月18日~20日、新川文化ホール(富山県魚津市)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020
掲載: 2020年07月13日 00:00