トランペットの名手、アリソン・バルサムの最新ベスト盤!『マジック・トランペット(ベスト・オブ)』
トランペットの名手、アリソン・バルサムの最新ベスト盤
アリソン・バルサムは、1978年英国ハートフォードシャー生まれ。8歳でトランペットを始めた彼女は、ギルドホール音楽演劇学校やパリ国立高等音楽院で学び、ホーカン・ハーデンベルガーやジョン・ウォーレスらの名手にも師事しています。1998年BBCの「ヤング・ミュージシャン・コンペティション」のファイナリストとなって注目を集め、2000年モーリス・アンドレ国際コンクール「最も美しいサウンド」部門で第1位。グラモフォン賞やクラシック・ブリット賞、エコー・クラシック賞などを数度にわたって受賞しています。
2009年、英国最大のクラシック音楽の祭典「プロムス」のラスト・ナイトに登場した際には、ヨット・セーリングの名手でもあることが司会者から紹介されていましたが、そのヨット・デートがスクープされた、『007スペクター』などで知られる映画監督・演出家のサム・メンデスと、2017年1月に結婚したことが報じられています。
名トランペット奏者アリソン・バルサムは、彼女の世代で最もテクニック、音楽的にも、世界的に最も人気のあるトランペッターの一人として広く認められており、情熱的な教育者、音楽教育のスポークスマン、キュレーターとして多面的なキャリアを確立しています。もちろん、様々な種類のモダン・トランペットの名手ですが、ナチュラル・トランペットの名手としても知られています。そうしたバロックからパガニーニの「24のカプリース」のようなヴァイオリン作品からの超テクニックによるアレンジ、ピアソラまで様々な芸術的演奏を聴かしてくれます。
(ワーナーミュージック)
『マジック・トランペット(ベスト・オブ)』
【収録内容】
1) ヘンデル:歌劇『アタランタ』~序曲
[共演]トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート
2) J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ハ長調BWV.529~第1楽章:アレグロ
[共演]アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、マーク・コードル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アライステア・ロス(チェンバロ、オルガン)
3) トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調から第1楽章:アレグロ
[共演]ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
4) ヘンデル:歌劇『ゴールのアマディージ』~「喜びよ、この胸に来り」
[共演]トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート
5) J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びを
[共演]スティーヴン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズカレッジ合唱団
6) フンメル:トランペット協奏曲変ホ長調~第3楽章:ロンド
[共演]ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
7) J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067~バディネリ(トランペット・ソロ)
8) マルチェッロ:協奏曲ハ短調(原曲:オーボエ協奏曲)~第2楽章:アダージョ
[共演]スコティッシュ・アンサンブル
9) ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調~第3楽章:アレグロ
[共演]ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
10) J.S.バッハ/シュテルツェル:あなたがそばにいれば BWV.508
[共演]マーク・コードル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アライステア・ロス(チェンバロ、オルガン)
11) パガニーニ:カプリース第24番(トランペット・ソロ)
12) モーツァルト:歌劇『魔笛』~「復讐の心は地獄のように胸に燃え」
13) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番K.331~トルコ行進曲
[共演]エドワード・ガードナー(指揮)エーテボリ交響楽団[12-13]
14) ゲディケ:演奏会用練習曲Op.49
[共演]トム・ポスター(ピアノ)
15) アーバン:ベッリーニの歌劇『ノルマ』の「清らかな女神よ」による変奏曲
[共演]エドワード・ガードナー(指揮)エーテボリ交響楽団
16) ピアソラ:オブリビオン
17) サティ:ジムノペティ第3番
18) コズマ:枯葉
[共演]ガイ・バーカー(指揮)ガイ・バーカー・オーケストラ[16-18]
19) ラフマニノフ:ヴォカリーズ
20) ピアソラ:リベルタンゴ
[共演]エドワード・ガードナー(指揮)エーテボリ交響楽団[19-20]
【演奏】
アリソン・バルサム(トランペット)
【録音】
2005~2016年
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年08月28日 00:00