スティーヴン・イッサーリス新録音はジョン・タヴナーのチェロ作品集!
スティーヴン・イッサーリスが、再び取り上げたジョン・タヴナー!チェロのための作品と、自らチェロ・アンサンブル用にアレンジした作品!
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスの新録音は、なんとジョン・タヴナー。神秘主義を貫いたイギリス現代音楽を代表する作曲家の一人、ジョン・タヴナー(1944-2013)とイッサーリスは、音楽家としてだけでなく個人的にも深い絆を持っており、イッサーリスのプロムス・デビュー(1989年)のためには「奇跡のヴェール」を作曲しています(「奇跡のヴェール」は、その後ヨーヨー・マ他、名だたるチェリストたちが取り上げるタヴナーの代表作ともなりました)。
そんなイッサーリスが再び取り上げるタヴナー・アルバムは、自ら「8本のチェロ」のためにアレンジした2つの合唱作品と、管弦楽、合唱、独唱(バスとスーフィー歌手)等と共演した作品など、タヴナーの5つの後期作品を収録。
イッサーリスの力強く美しいチェロの音色でジョン・タヴナーの音楽に対する深い愛情と尊敬を表現した、素敵なオマージュ・アルバムです。
(東京エムプラス)
『タヴナー:もう私のことを悲しまないで ~ チェロ作品集』
【曲目】
ジョン・タヴナー(1944-2013):
1.祈りと応答(2013)(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2014)
2.イワン・イリッチの死(2012)
3.マハマタール(2000)
4.ポプレ・メウス(わが人々よ)(2009)
5.もう私のことを悲しまないで(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2017)
【演奏】
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
マシュー・ローズ(バス)[2]
アビ・サンパ(スーフィー歌手)[3]
トリニティ・ボーイズ・クワイア[3]
オマー・メイア・ウェルバー(指揮)[2-4]
フィルハーモニア管弦楽団[2-4]
キャロライン・ディアンリー(チェロ)[1,5]
キアラ・エンデルレ(チェロ)[1,5]
マシュー・ヒューバー(チェロ)[1,5]
ヴァシュティ・ハウンター(チェロ)[1,5]
バーソロミュー・ラフォレット(チェロ)[1,5]
エイミー・ノリントン(チェロ)[1,5]
デイヴィッド・ウォーターマン(チェロ)[1,5]
【録音】
2017年9月8日、ベリオール・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)
2019年12月17日-18日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:スティーヴン・イッサーリス(日本語訳:生塩昭彦)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年09月03日 00:00