three blind mice Supreme Collection 1500 第6期
満を持して続編スタート!!日本のブルーノートと謳われる〈three blind mice(スリー・ブラインド・マイス)〉の至高の35タイトルを2020年8月19日より2021年2月24日まで毎月5タイトル、計35タイトルを特別価格にてリリース!
監修・コメント: 塙耕記
1970年代、日本のジャズが熱かった頃、〈three blind mice(スリー・ブラインド・マイス)〉というレーベルがあった。TBMの愛称で知られ「楽しいジャズ」「スイングするジャズ」「創造的なジャズ」「個性的なジャズ」を四本柱に、メインストリーム系のモダン・ジャズからビッグ・バンド、ヴォーカル、フリー・ジャズ、フュージョンまで、幅広いカテゴリーを網羅。
今田勝、山本剛、鈴木勲、金井英人、中本マリなど、それまであまりレコーディングの機会に恵まれなかったライヴ・シーンの実力者たちを積極的に起用し、日本のジャズ界に新風を吹き込んだ。その功績は彼らの現在に至るまでの活躍ぶりを見れば明らかである。
約150種の作品がリリースされているが、駄作の類はひとつもない。驚異的なレベルの高さがTBMの大きな特質にして魅力である。これまでに一部CD化されたものもあるが、それらも現在はすべて廃盤状態。中古市場ではトンデモない価格で取引がなされているものもある。
水野修孝 、 宮間利之とニューハード / ジャズ・オーケストラ'73
鬼才・水野修孝による戦慄のビッグ・バンドのスタジオ録音盤。
今田勝 / ナウ!!
デビュー作『マキ』(ビクター)を発表し、勢いに乗る今田勝のセカンド・アルバムにしてTBM第1弾。
鈴木勲カルテット+1 / オール・ライト
本職のベースの他、エレピ、オルガン、チェロ等を操り、ヴォーカルまで披露するという多芸・多才ぶりを発揮した、鈴木勲のTBM第3弾。
戸谷重子 、 今田勝トリオ / 戸谷重子+今田勝トリオ
伝説のシンガー・戸谷重子の記念碑的デビュー盤。
金井英人グループ / アランフェス協奏曲
リーダー作『Q』『鳥の詩』やティー&カンパニーのメンバーとしてTBMレーベルに数々のエッジの効いた作品を残してきた金井英人が、井上・藤原の2管を擁したクインテットで挑んだ大傑作。