NHK連ドラ「エール」双浦環で話題!名ソプラノの貴重音源が蘇る『三浦環~伝説のオペラ歌手』
戦前の時代に世界で活躍した偉大なオペラ歌手の貴重な録音が蘇る!
三浦 環~伝説のオペラ歌手
NHK連ドラ「エール」に登場し、当時を代表する名オペラ歌手として存在感を放っている三浦 環(1884~1946)(番組中では双浦 環の名前)。当社に多くの録音を遺した偉大な歌手の名演を1枚のベストにまとめて発売します。彼女の名前を世界的なものにした「蝶々夫人」からのアリアの他、番組にも登場した古関裕而の出世作「船頭可愛や」も収録しています。
三浦 環は明治33年(1900年)に東京音楽学校(現在の東京芸術大学)に入学、卒業後は母校で声楽を教えています。恩師には滝廉太郎、門下生には山田耕筰といった時代です。その後ロンドンに渡り、オペラ「蝶々夫人」に出演。その成功を受けてシカゴ・オペラと年100回公演の出演契約をして渡米。ニューヨークではウィルソン大統領と2千人の将兵の前で歌唱したほか日本人として初めて名門メトロポリタン歌劇場にも出演。その後イタリアをはじめとする欧米各地で約2千回も「蝶々夫人」に出演しており、その間、プッチーニ自身の家にも招かれるなどしています(写真)。
昭和11年(1936年)53歳で帰国、日本各地で公演や放送に出演。1946年に惜しまれつつ死去。レコーディングは米コロムビア、米ビクターに行った他、ニッポノフォン、日本コロムビアに多数行っています。
(日本コロムビア)
【収録曲】(全20曲)※すべてモノラル録音
埴生の宿/庭の千草/トスティのセレナータ/宵待草/シューベルトのセレナーデ/
アヴェ・マリア(シューベルト)/歌に生き恋に生き/忘れな草/松島音頭/船頭可愛や/叱られて/
浜千鳥/月のバルカロール/シューベルトの子守唄/アヴェ・マリア(グノー)/悲歌/ホフマンの舟唄/
オー・ソレ・ミオ/勝ちて帰れ「アイーダ」より/ある晴れた日に
三浦環とプッチーニ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年09月24日 00:00