Jneiro Jarel(ジャネイロ・ジャレル)|ブラジル音楽牽引の名門〈FAR OUT RECORDINGS〉より新作『After a Thousand Years』が登場
MFドゥーム、トム・ヨーク、デーモン・アルバーン、バッドバッドノットグッドといったアーティストとの活動でも知られるジャネイロ・ジャレル (Jneiro Jarel) の久々となる新作がヨーロッパにおけるブラジル音楽牽引の名門 FAR OUT RECORDINGS より登場! ジャレルの長年にわたるブラジル音楽への敬愛が、FAR OUT のサポートによって結実・開花した極上のインスト/ブレイクビーツ作品。
20年以上にわたるキャリアを通じてMFドゥーム、トム・ヨーク、デーモン・アルバーン、バッドバッドノットグッドといったアーティストと活動。ブルックリン生まれながらノマド的な気質でも知られるジャネイロ・ジャレル (Jneiro Jarel) がニューヨーク、ニューオーリンズ、マイアミ、コスタリカで録音したという最新作が本作『After A Thousand Years』だ。
ジャレルいわく本作のテーマは「アフリカン・ディアスポラの長年にわたる音楽的貢献の集大成」。ジャズ、ソウル、ファンクと同様にブラジル音楽、ラテンジャズを長年敬愛してきたジャレル。本作はそういった南北アメリカ音楽の成立に大きな影響を与えたアフリカの人々とその音楽が、制作上でのキーになったのだと語っている。
リードシングルとなった "Banana Peel" はジャレルのそんな視座から生まれたジャンル・カテゴライズ不可能なトラックだろう。ジャレルのネイティブであるニューオーリンズ・ジャズのスイング、コスタリカの熱帯雨林を思わせるエネルギー、そしてジャレルの膨大なブラジリアン・レコード・コレクションからの影響が混然一体となった一曲。"Viberian Waves 1&2" も同様で、ヴェロカイを思わせるエレガントでジャジーなインストゥルメンタル・ヒップホップからボサ風のパーカッシブ・ジャムへと移行する好チューンだ。
ハービー・ハンコックやクインシー・ジョーンズ、エディ・ヘンダーソンとの仕事で有名な伝説的マルチ楽器奏者ビル・サマーズ、そしてウータン・クランの RZA などとの共演でも知られるマラウイ系アメリカンのギタリストのマサウコ・チペンベレ (Masauko Chipembere) といったゲストたちとともに綴る全10曲。その壮大な視座から生み出される、軽快で煌びやかなアンサンブルとエネルギー溢れるビートが、現代の人々を熱狂させる一枚へと仕上がっている。
輸入盤:国内流通仕様CD
帯ライナー付
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
1. If I Could See Heaven Without Dying Feat: Scott Burton
2. Ce-les-tial
3. Sunwalkers Part Two and Three Feat: Bill Summers
4. Just A Little While Longer
5. African Bahia Sol Feat: Dr Who Dat?
6. Viberian Waves 1 & 2 Feat: Capitol Peoples
7. Broken Arted
8. Banana Peel (Cascara de platano) Featuring Masauko Chipembere
9. Let The Cuica Play Feat: Cafe, Microclimate
10. TROP-PICS
タグ : クラブ/テクノ ラップ/ヒップホップ 世界の音楽
掲載: 2020年11月02日 18:48