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9(ヌフ)~ベートーヴェンとアコーディオンと今日9人の作曲家の出会い

アコーディオンのベートーヴェン

生誕250年を記念して生まれたベートーヴェンとアコーディオン奇跡の出会い

1986年生まれのフランスのアコーディオン奏者フェリシアン・ブリュはフォルジュルネ音楽祭などでおなじみの名手。同音楽祭2020年のテーマであるベートーヴェンの企画として、アコーディオンで何ができるか考え、異なる感性を持つ9人の作曲家にベートーヴェン作品の特徴的な要素を用いた新作を委嘱。
アコーディオン、弦楽四重奏、コントラバスの六重奏という編成で、各作曲家は才気を発揮しています。新作品ながら良く知られたメロディが出て来るので楽しさ満点。また、単にベートーヴェンの素材から曲を作るのではなく、彼にまつわる逸話をテーマにしていてトリビア的な価値もあります。フランス・ジャズ界の貴公子トーマス・エンコが最後のソナタをとりあげているのも注目。秋にじっくり耳を傾けたくなる世界です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)ステファヌ・デルプラス:嫌なフーガ(交響曲第9番から触発)
(2)ファビアン・ワクスマン:暗い牢獄(交響曲第5番から触発)
(3)パトリス・ドローヌ:和解(交響曲第6番から触発)
(4)ティボー・ペリーヌ:イン・メモリアム(交響曲第7番から触発)
(5)ドミ・エモリーヌ:パラホの嵐(テンペスト・ソナタから触発)
(6)コランタン・アパレイー:影より(月光ソナタから触発)
(7)ジャン=フランソワ・ジジェル:彼はそこにいる(様々な主題から触発)
(8)シリユ・レーン:クロイツェルへのタランテラ(クロイツェル・ソナタから触発)
(9)トーマス・エンコ:嵐の後に(ピアノ・ソナタ第32番から触発)

【演奏】
フェリシアン・ブリュ(アコーディオン)
エルメス弦楽四重奏団
エドゥアール・マカレス(コントラバス)

【録音】
2020年5月
サン=マルセル

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2020年11月05日 00:00