アルテマンドリンの新録音『イタリア・バロック・マンドリン・ソナタ集』~世界初録音も含むマンドリンのためのバロック音楽集!
世界初録音も含むマンドリンのためのバロック音楽をピリオド楽器で味わう快感。
ルクセンブルクを拠点に活躍を続けるマンドリン・アンサンブル「アルテマンドリン」のドイツ・ハルモニア・ムンディへの3枚目のアルバム。
バロックから古典派時代のマンドリンの楽器の変遷や演奏様式を研究し、マンドリンの「栄光の時代」を現代によみがえらせることで知られ、多くの受賞歴をもつこのバロック・アンサンブルの最新録音は、イタリアの真のバロック音楽の姿の発見ともいうべきもの。
収録曲は、カポーニ、スジアー、ロマルディら18世紀のフィレンツェとローマで活躍した作曲家によるマンドリンと通奏低音のための知られざる傑作で、5曲が世界初録音。
ミラノ、アメリカのワシントン、あるいはドイツの古文書図書館で発見された作品で、深みのある表現と魅力的なメロディを備え、力強く、美しく、妙技に満ちた音楽です。
マンドリンを含む小さな編成にもかかわらず、まるで室内オーケストラを思わせるような多彩な響きを味わうことができ、その独創的なスタイルは当時熱狂的に受け入れられ、貴族から一般市民まで演奏されていたと考えられています。
(ソニーミュージック)
『イタリア・バロック・マンドリン・ソナタ集』
【曲目】
1. アバーテ・ラニエリ・カポーニ(1680-1744):12の室内ソナタ第12番ト長調
2. ニコロ・スジアー(1679-1766):マンドーラのためのソナタ
3. ニコラ・ロマルディ(1680-1740):マンドーラのためのソナタ
4. アバーテ・ラニエリ・カポーニ:12の室内ソナタ第8番ホ短調
5. ジョヴァンニ・ピエトロ・セスト・ダ・トレント(18th century):マンドリーノのためのソナタ
6. フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745) :マンドーラのためのシンフォニア ニ短調
※1-5は世界初録音
【演奏】
フアン・カルロス・ムニョス(バロック・マンドリン)
マリ・フェ・パボン(バロック・マンドリン)
アルテマンドリン(ピリオド楽器アンサンブル)
【録音】
2019年8月17-20日、フランス、モンサンマルタン、ローマ教会
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年12月22日 00:00