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ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンがソリストを務めたヴィスメール:交響的音楽と協奏曲集(2枚組)

ヴィスメール:交響的音楽と協奏曲集

ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンがソリストをつとめた
ピエール・ヴィスメールの協奏曲集!

Clavesレーベルが力を注いでリリースしているジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメールの作品。当アルバムではカントロフ指揮、オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランスによる新録音とルクセンブルク放送からのアーカイヴ録音の2枚組です。

1915年、スイス、ジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメール。ジュネーヴの音楽院で作曲を学んだ後、1935年から三年間パリ音楽院にてロジェ=デュカスに師事、またエコール・ノルマル・ド・ミュジックではミュンシュに指揮を学びました。第2次世界大戦でスイスに帰国するも49年にはパリに戻り、58年にフランス国籍を取得しております。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセルからの影響を受けながら、その後はストラヴィンスキーの音楽からも影響を受けていきました。

ヴィスメールはジョリヴェやトマジのように協奏曲のジャンルを開拓し、様々な楽器のために作品を残しました。当アルバムではクラリネット協奏曲、ギター協奏曲(世界初録音)を収録。ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンという当代きっての名手をソリストに迎えており、充実の演奏を堪能できます。

アーカイヴではユーリ・ブーコフ独奏のピアノ協奏曲第3番を収録。この作品の初演は1974年9月10日、小泉和裕指揮、フランス国立管弦楽団による演奏でピアノはユーリ・ブーコフでした。当録音は初演から2年後となります。最後に作曲家自身の指揮によるバレエ「アレルト、ピュイ21!」(「21個の井戸に気を付けて!」)による交響組曲も収録しております。

ヴィスメールの協奏曲集(ヴァイオリン協奏曲第2番、トランペット協奏曲、コンチェルティーノ・クルーズ、他)(50-1811)も好評発売中です。
(キングインターナショナル)

『ヴィスメール:交響的音楽と協奏曲集』
【曲目】
ピエール・ヴィスメール(1915-1992):
[CD 1](新録音)
1.ディヴェルティメント
2.クラリネット協奏曲
3.ギター協奏曲

[CD 2](アーカイヴ録音)
4.ピアノ協奏曲第3番
5.バレエ「アレルト、ピュイ21!」による交響組曲

【演奏】
ポール・メイエ(クラリネット)[2]
ティボー・コーヴァン(ギター)[3]
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)[1-3]
オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランス[1-3]
ユーリ・ブーコフ(ピアノ)[4]
ルイ・ド・フロマン(指揮)[4]
ルクセンブルク放送交響楽団[4]
ピエール・ヴィスメール(指揮)[5]
ルクセンブルク放送交響楽団[5]

【録音】
2020年10月[1-3]、アンリ・デュティユー・ホール(ドゥエ)
1976年[4]、1965年[5]、ラジオ・テレビジョン・ルクセンブルク内スタジオ(ルクセンブルク)

プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング&マスタリング:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)
ジャケット絵画:ロベール・ドローネー「Rythmes」 (1934)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年03月16日 00:00