Gojira(ゴジラ)|フランスが生んだテクニカル/プログレッシヴ・デス・メタル・モンスター約5年振りの新作『Fortitude』
『Fortitude/フォーティチュード』発売記念
「Live at Red Rocks」ライブ映像限定配信決定!
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その獰猛なまでのブルータリティと、強靭なプレイヤビリティに裏打ちされたテクニカルなプレイ、そして全てを破壊するほどの強力な音圧でシーンに最大の衝撃を与える、フランスが生んだテクニカル/プログレッシヴ・デス・メタル・モンスター、GOJIRA。獰猛でありながらインテリジェンスを感じさせる独自の世界観を持つ彼らは、現存する多数のメタル・バンドの中でも孤高の存在感を放つ、まさに唯一無二の存在だ。
独自のヘヴィネスと環境問題を主題にしたメッセージを轟かせる彼らが、グラミー賞2部門にノミネートされた2016年発表の前作『MAGMA』より実に約5年ぶりとなる、シーン待望の最新作『FORTITUDE』を完成させた! FORTITUDE=不屈の精神という力強いワードをタイトルに関したこの最新作は、常に進化し続け、世界を切り拓いていかんとするGOJIRAというバンドの確固たる強い意志を鋭く捉えた、”新たなる名作”となるのだ。
ニューヨークを現在の拠点に置き、リッジウッドにあるGOJIRAの本拠地、Silver Cord Studioにてジョー・デュプランティエ(vo, g)のプロデュースの元制作されたこの『FORTITUDE』。ミックスにはニルヴァーナやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらとの仕事でも知られる名手、アンディ・ウォレスを迎えた今作は、全ての人類に来るべき世界へと目を向けさせ、より良い世界を現実のものにしようとする力強いメッセージを発信する、彼らの独自性をより際立たせたアルバムだ。
2020年突如発表された新曲「Another World」を持って、来るべき最新作発表へののろしを上げた彼ら。新たなる世界へ不屈の精神を持って旅立つその強いメッセージを持ったこの楽曲は、「黙示録的な轟音」(NPR)や「今世紀における最も重要なアンダーグラウンド・メタル・バンド」(STEREOGUM)などメディアやファンから絶賛され、REVOLVER誌では2021年期待すべきアルバム Top 5の堂々1位を獲得、最新作への飢餓感を煽っていった。
そして遂に最新作の詳細が明らかとなったのだが、アルバムの情報と共に公開された最新曲「Born For One Thing」も、GOJIRAというバンドが持つ圧巻の音像と強烈なメッセージ性を研ぎ澄ませた、聴く者の心を突き動かすかのような力強い楽曲だ。消費者主義へのアンチテーゼともいえるこの曲は、ジョーが若い頃に読んだチベットやタイの哲学者の、「できる限り所有物は最小限にとどめよ、必要ではないものを他に与えよ。必ずいつかは全てを捨て去る時が来るのだから。もしそうしなかったら、我々は次元に囚われた亡霊となって狭間の世界にとどまり続けることになる」という思想に刺激を受けて作られたものだという。
今作には他にも、「Amazonia」や「The Chant」といった、自らのサウンドそのものを環境問題への行動主義の媒体として位置づけてきた彼らの姿勢を強く感じさせる曲が多く収録されている。彼らの圧倒的なメッセージ性とサウンドは、単に現在の環境に異を唱えるだけではなく、オーディエンスに何か行動を起こさせる気にさせる作用を及ぼすほどの強靭さを持っているのだ。
現時点では、今年の夏にDEFTONESとのツアーが予定されている。その圧巻の音像と凄まじいプレイヤビリティに裏打ちされた唯一無二のパフォーマンスも絶大な支持を受ける彼ら、ここ日本には2015年のLOUD PARK出演で来日したのみとなっているが、さらに強靭さを増したその姿をここ日本で再び観られる日を待ち望みながら、彼らが放つ音像に身を投じようではないか。
国内盤CD
国内盤のみボーナストラック収録
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
01. Born For One Thing
02. Amazonia
03. Another World
04. Hold On
05. New Found
06. Fortitude
07. The Chant
08. Sphinx
09. Into The Storm
10. The Trails
11. Grind
+国内盤ボーナストラック収録