カム・ジャズ・イタリアン・ジャズ・クラシックス 第3期 15タイトル

SOUL NOTE～BLACK SAINT～CAM JAZZというファミリー・レーベル3社のジャズ・クラシックをリイシュー！1975年にジョヴァンニ・ボナンドリーニが設立したBLACK SAINTはイタリアで産声をあげたアヴァンギャルド～スピリチュアル・ジャズのレーベルとして、その姉妹レーベルとしてスタートしたSOUL NOTEは1970年代産メイン・ストリーム系の作品を数多くリリースし、またCAM JAZZは映画音楽最大手のジャズ部門としてスタートし、現在も正統派イタリアン・ジャズの良質レーベルとして世界中で愛されている。各々のレーベルの特徴を良く捉えた歴史的名盤、埋もれたままの良質作品を送り出すCAM JAZZ ITALIAN JAZZ CLASSICS、ご期待ください。

カム・ジャズ・イタリアン・ジャズ・クラシックス 第3期 15タイトル
2021年4月21日（水）発売
最新リマスター、日本語解説書き下ろし、オリジナルジャケット使用
定価：￥1,400 +税
※規格品番CDSOL-45046はCD2枚組=定価 1,800円

リリアン・テリー・ミーツ・トミー・フラナガン / ア・ドリーム・カムス・トゥルー
ロマーノ・ムッソリーニとのアルバムで知られるエジプト出身のジャズ・ヴォーカリスト、リリアン・テリーが長年の夢でもあったトミー・フラナガンと行ったタイトル通り夢のようなスタジオ作品！フラナガン～イェスパー・ルンゴー～エド・シグペンの黄金トリオがエレガントにリリアンを引き立てる

マーシャル・ソラール・トリオ / バラード・デュ・10・マルス
フランスを代表するモダン・ジャズ・ピアニストのマーシャル・ソラールがマーク・ジョンソン～ポール・モチアンの新旧エヴァンス・トリオのメンバーと録音したピアノ・トリオ名盤！「朝日のようにさわやかに」「ナイト・アンド・デイ」など人気スタンダードを弾きまくったソラール・トリオの快作

ポール・ブレイ～ゲイリー・ピーコック / マインドセット
鬼才ポール・ブレイと昨年（2020年）惜しくも亡くなったベース奏者ゲイリー・ピーコックのスタジオ・デュオ作品！相性抜群のブレイとピーコックは1970年代から度々デュオ名盤を生み出してきたが、1992年に録音された本作はその頂点に君臨する孤高の音世界

アート・ファーマー・クインテット / ユー・メイク・ミー・スマイル
名手アート・ファーマーがクリフ・ジョーダンと1984年にイタリアで録音した快作！ファーマーのバンドで注目を集めたピアニスト、フレッド・ハーシュ＆タナ＝リードのリズム・セクションをバックにモダンでスタイリッシュな演奏を繰り広げるファーマーとジョーダンのフロントが最高

リー・コニッツ・カルテット / アイデアル・シーン
クール・ジャズのアイコン、リー・コニッツが1986年にハロルド・ダンコ～ルーファス・リード～アル・ヘアウッドのトリオを共にイタリアで録音したスタンダード満載のスタジオ作品！バイタリティ溢れるダンコのピアノをバックに独特の間でグルーヴするコニッツが素晴らしい

ザ・ジュリアス・ヘンフィル・セクステット / ファイヴ・コード・スタッド
即興の魔術師ジュリアス・ヘンフィルがジェイムズ・カーターやティム・バーンらクセの強い6人のサックス奏者を配した緊張感溢れるサックス・アンサンブル作品！美しいアンサンブルに心奪われる「ジョージア・ブルー」などヘンフィルの別の顔が全面に出たスタジオ作品

デヴィッド・マレイ / モーニング・ソング
ロフト・ジャズの雄デヴィッド・マレイが1983年にジョン・ヒックス～レジー・ワークマン～エド・ブラックウェルのトリオをバックにワンホーンで臨んだスタジオ快作！人気のタイトル曲を含め「身も心も」などマレイの魅力が詰まった大傑作

アンソニー・ブラクストン / シックス・コンポジションズ
鬼才アンソニー・ブラクストンが1984年にピアノのマリリン・クリスペルらを従え行ったハードコア・セッション！　フリー・ミュージックという枠を超えてサックスをブロウするブラクストンと、それに呼応するトリオとの白熱のインタープレイの応酬

フランク・ロウ / ザ・フラム
アリス・コルトレーンやラシッド・アリらコルトレーンゆかりのミュージシャンとのコラボレーションで知られるテナー奏者フランク・ロウ。コルトレーンのDNAを受け継ぐロウがワダダ・レオ・スミスやジョセフ・ボウイら猛者達と繰り広げる白熱のフリー名盤

ヘンリー・スレッギル / ソング・アウト・オブ・マイ・ツリーズ

2016年にピューリッツァー賞を受賞するシカゴのサックス奏者ヘンリー・スレッギルが1993年にエド・チェリーやブランドン・ロスやギタリストを中心に、マイラ・メルフォード、ジーン・レイクら若手ミュージシャンを起用し行った変幻自在なサウンドワークが魅力のスタジオ作品

ジョヴァンニ・ミラバッシ・トリオ / サマーズ・ゴーン
パリを拠点に活躍するイタリア出身の人気ピアニスト、ジョヴァンニ・ミラバッシが2016年にトリオで録音したスタジオ作品。高音質エンジニアとして知られるステファノ・アメリオが手掛けたグレードの高い音質によりミラバッシの抒情的な世界がさらに美しく響きわたる

エンリコ・ピレラヌンツィ～ジム・ホール / デュオローグス
イタリアの至宝エンリコ・ピエラヌンツィがジャズ・ギターの神様ジム・ホールと2004年にデュオで行った至高のセッション！ジム・ホールとのスリリングなインタープレイはエヴァンスとの名盤をも凌駕する珠玉のデュオ・アルバム

アントニオ・ファラオ / ウーマンズ・パフューム
人気ピアニストとなったイタリアのピアノ皇帝アントニオ・ファラオが2006年にドミニク・デ・ピアッツァ～アンドレ・チェッカレリとのトリオで録音したエレガントで美しいピアノ・トリオ作品！エレクトリック・ベースを導入しさらに激しく美しいファラオ・トリオ

エドワード・サイモン / ポエジア
ベネゼイラ出身のピアニスト、エドワード・サイモンがジョン・パティトゥッチ～ブライアン・ブレイドという最高のリズム・セクションとのトリオで録音したサイモンの大傑作アルバム！自作曲を中心にコルトレーン「ジャイアント・ステップス」を爆裂プレイ、自身に満ち溢れたスタジオ盤

エンリコ・ピエラヌンツィ～マーク・ジョンソン～ジョーイ・バロン / プレイ・モリコーネ1&2（ザ・コンプリート・レコーディングス）
イタリアが誇る現代ジャズ・ピアノ巨匠エンリコ・ピエラヌンツィがイタリアを代表する作曲家エンニオ・モリコーネの世界を奏でた名盤『プレイ・モリコーネ』の第1集と第2集に加え2004年に横浜で行われたコンサート音源から曲2を追加収録したモリコーネ作品集のコンプリート・バージョン