ヨハンナ・マルツィ/マイケル・マン『ドイツ・グラモフォン録音全集』(2枚組)
人気ヴァイオリニストのDG録音を初めて集大成
ヨハンナ・マルツィ/マイケル・マン~ドイツ・グラモフォン録音全集
人気ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィとヴィオラ奏者マイケル・マンのドイツ・グラモフォンの録音をすべて、オリジナル盤5枚のアルバムからCD2枚組にまとめました。ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)は素晴らしい音色と際立った録音センスで同世代で最高のヴァイオリニストの一人となりました。すでにEMIアルバムで高い評価を得ていたマルツィですが、彼女のキャリアは2人のスター指揮者、フェレンツ・フリッチャイとオイゲン・ヨッフムとともに契約したドイツ・グラモフォンでのドヴォルザークとモーツァルトの協奏曲から始まりました。最も多くリサイタルのパートナーを務めたピアニストのジャン・アントニエッティとは1951年から録音を行っています。ラヴェル、ミヨー、ファリャ、シマノフスキによるアンコール・ピースはマルツィのハンガリー人としての情熱をとらえています。これらのアンコール・ピースがLPで発売された時にカップリングされたのがマイケル・マン(1919-1976)が演奏した現代作曲家による2曲のヴィオラ・ソナタでした。マンは小説家トーマス・マンの息子です。CD2枚組。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
収録予定
《CD 1》1) ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、モーツァルト:2) ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218、3) ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376(374d)
【演奏】ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)、ジャン・アントニエッティ(ピアノ)(3)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団(1)、オイゲン・ヨッフム(指揮)バイエルン放送室内管弦楽団(2)
【録音】1953年6月、ベルリン(1)、1955年9月、ミュンヘン(2)、1952年7月、ハノーファー(3)
《CD 2》1) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30 No.3、ラヴェル:2) ガブリエル・フォーレの名による子守歌、3) ハバネラ形式の小品、4) ミヨー:イパネマ(『ブラジルへの郷愁』より)、5) ファリャ:スペイン舞曲(歌劇『はかなき人生』より)(クライスラー編)、6) シマノフスキ:夜想曲とタランテラOp.28、7) クルシェネク:ヴィオラ・ソナタ*、8) オネゲル:ヴィオラ・ソナタ*、9) ミヨー:4つの顔*
【演奏】ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)(1-6)、マイケル・マン(ヴィオラ)(7-9)、ジャン・アントニエッティ(1-6)、Yaltah Menuhin(7)、ディカ・ニューリン(8, 9)(ピアノ)
【録音】1952年7月(1)、3月(8)、5月(9)、1951年8月(2)、4月(7)、ハノーファー、1951年8月、ミュンヘン(3-6)
*初CD化
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月06日 18:00