衝撃的なバルトリの姿で話題!2017年ザルツブルク音楽祭で上演されたヘンデル:歌劇“アリオダンテ”
[CMajorEntertainment 公式チャンネルより]
衝撃的なバルトリの姿で話題となった
2017年ザルツブルク音楽祭
《アリオダンテ》
ヘンデルのオペラの最高傑作として高い人気を誇っている《アリオダンテ》。この映像は、衝撃的なバルトリの姿で話題となった2017年ザルツブルク音楽祭で上演されたもの。
本上演でバルトリがタイトルロールを務めるアリオダンテは、初演の際にはカストラートのジョヴァンニ・カレスティーニが歌った男性の役で、今回はカストラートに代わって女性歌手が歌うという演出。
バルトリは、18世紀前半に活躍した伝説のカストラート歌手・ファリネッリのために書かれた作品を録音したCDもリリースしており、バルトリが取り組む一連の企画と言えるでしょう。
《アリオダンテ》のあらすじは、スコットランド王の娘ジネーヴラは、騎士アリオダンテと婚約しています。王もアリオダンテに王位を譲ることを決めていますが、ジネーヴラに横恋慕するポリネッソ公爵の計略により、彼女は、アリオダンテを裏切る不貞を働いたという濡れ衣を着せられます。絶望したアリオダンテは崖から飛び降り自殺を図り、父王は不義の娘に死刑を宣告。しかし、一命を取り留めたアリオダンテが戻り、すべの真実が明らかになりめでたく終わりを迎えます。
本上演では、バルトリがカストラートの歌ったアリオダンテを歌う一方で、初演では女性アルトが男役として歌った敵役のポリネッソを、カウンターテナーのクリストフ・デュモーが歌います。
さらに第2幕でジネーヴラに裏切られた場面でジネーヴラの服に着替え、第3幕ではドレスを着て、ヒゲも取ってしまうので見た目もすっかり女性になってしまうという演出で、現代ならではの性別を超越した演出となっています。
バルトリとデュモーの好演も見どころですが、アリオダンテの婚約者ジネーヴラのキャサリン ・レウィック、侍女ダリンダのサンドリーヌ・ピオー、スコットランド国王のネイサン・バーグ、そしてアリオダンテの弟ルルカーニオを演じているのがロランド・ビリャソンと豪華な面々が登場する見ごたえのある上演となっています。
(キングインターナショナル)
【演目】
ヘンデル:歌劇《アリオダンテ》
【出演】
チェチーリア・バルトリ(アリオダンテ/メゾ・ソプラノ)
ネイサン・バーグ(スコットランド国王/バリトン)
キャサリン ・レウィック(ジネーヴラ/ソプラノ)
ロランド・ビリャソン(ルルカーニオ/テノール)
クリストフ・デュモー(ポリネッソ/カウンターテナー)
サンドリーヌ・ピオー(ダリンダ/ソプラノ)
クリストファー・ルンディン(オドアルド/テノール)
ジャンルカ・カプアーノ(指揮)
レ・ミュジシャン・デュ・プランス=モナコ(モナコ公の音楽家たち)
ザルツブルク ・バッハ合唱団(合唱指揮=アロイス・グラスナー)
演出:クリストフ・ロイ
舞台:ヨハネス・ライアッカー
衣裳:ウルズラ・レンツェンブリンク
照明:ロラント・エートリヒ
振付:アンドレアス・ハイゼ
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
【収録】
2017年、ザルツブルク、モーツァルトのための劇場(祝祭小劇場)(ザルツブルク 音楽祭ライヴ)
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
4k 収録
画面:1080i,16:9
音声:PCM ステレオ、DTS-HD、MA5.1
原語:イタリア語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
216分
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:NTSC,16:9
音声:PCM ステレオ、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
216分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月08日 00:00