Little Simz(リトル・シムズ)|壮大かつ反骨精神溢れる紛れもないモダン・クラシック『Sometimes I Might Be Introvert』誕生
ジャンルを往来するサウンドと真摯なリリックで、ケンドリック・ラマーをはじめゴリラズ、アンダーソン・パック、アブ・ソウル、ローリン・ヒルら錚々たるアーティストたちを魅了するアーティスト、リトル・シムズ。2019年にリリースしたアルバム『GREY Area』は、NMEをはじめとする様々なメディアで満点のレビューを獲得、さらにはマーキュリー賞にもノミネートされた。女優としても活躍するなど、新たなカルチャーアイコンの一人としても大きな注目を集めている。作品を出す度に躍進し続ける彼女の待望の最新作『 Sometimes I Might Be Introvert』が、2021年9月3日にリリースされることが発表され、新曲「Introvert」がMVと共に公開された。
最新作においてリトル・シムズは、様々なスタイルやジャンルの壁を取り払い、壮大かつ、反骨精神溢れる、紛れもないモダン・クラシックを作り出した。前作『GREY Area』から大きな飛躍を遂げたこの作品は、単にポップチャートを目指すような音楽ではなく、黒人女性として今を生きること、怒りや力強さ、そして混乱や不安混じりに表現されている。本作は恐怖、疲労、フラストレーション、そして政治的に煽られ社会の矢面に立って生きてきた人生をストレートに物語るエッセイでもある。
前作に引き続きロンドンのプロデューサー、インフローをプロデューサーとして招き入れ、クレオ・ソル (Cleo Sol)、オボンジェイヤー (Obongjayar)、さらにはNetflixの人気ドラマ『The Crown』主演女優として話題を集めるエマ・コリン(Emma Corrin) など、近年急速に頭角を現してきたアーティストたちをコラボレーターとして起用している。作品中では、我々が生きている厳しい世界を、揺るぎない力強さと鮮やかさをもって、奔放かつ軽快なストーリーテリングで表現している。そこには優しさと衝撃的な暴力が共存し、女性らしさを臆面もなく称賛する事に加え、深く私的な内省が行われている。
彼女にとって『Sometimes I Might Be Introvert』は、カルト的な人気を誇るドラッグ・ディーラーのNetflixドラマ『Top Boy』での主演に続く作品で、 ドレイクがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるこの番組でシムズはシングルマザーのシェリー役として主役を演じており、最新シーズンが現在撮影中となっている。
『Sometimes I Might Be Introvert』の国内盤CDには歌詞対訳と解説が封入され、輸入盤CD/LPも発売される。輸入盤LPはミルキー・クリアの通常盤、クリア・レッド/クリア・イエローヴァイナルの限定盤が発売。
国内盤CD
輸入盤CD
輸入盤LP〈Clear Red & Clear Yellow Vinyl〉
輸入盤LP〈Milky Clear Vinyl〉
収録曲: 01. Introvert 02. Woman (feat. Cleo Sol) 03. Two Worlds Apart 04. I Love You I Hate You 05. Little Q Part 1 06. Little Q Part 2 07. Gems 08. Speed 09. Standing Ovation 10. I See You 11. The Rapper That Came To Tea 12. Rollin Stone 13. Protect My Energy 14. Never Make Promises 15. Point and Kill (feat. Obongjayar) 16. Fear No Man 17. The Garden Interlude 18. How Did You Get Here 19. Miss Understood
タグ : ラップ/ヒップホップ
掲載: 2021年04月23日 14:37