3曲世界初録音!ピーター・シグレリスによるイギリスの知られざるクラリネット協奏曲集!
第二次世界大戦期の作品を「再発見」!知られざるイギリス人作曲家たちのクラリネット協奏曲集
このアルバムの企画はピーター・シグレリスが、スタンフォードの原稿を英国王立音楽アカデミーへ探しに行った際に、偶然見つけたいくつかの楽譜から始まりました。その中から特に彼の興味を引いたのは20世紀前半にイギリス人作曲家によって作られた4曲でした。第二次世界大戦時に作られたその4曲は、イギリスの音楽がその頃を境に後期ロマン派やナショナリズムの影響を感じさせたものから、モダニズム様式へと変化していく様を感じさせます。その移り変わりをこのアルバムでは、「再発見」された4曲で描いています。
イギリス人クラリネット奏者ののピーター・シグレリスは、インド交響楽団の首席奏者としてシャルル・デュトワとの共演をはじめとして、ソリストや室内楽の奏者としてもイギリスを中心として活躍しています。
(東京エムプラス)
『再発見 ~ イギリスのクラリネット協奏曲集』
【曲目】
スーザン・スペイン・ダンク(1880-1962):クラリネットと管弦楽のためのカンティレーナ Op.51(世界初録音)
エリザベス・マコンキー(1907-1994):クラリネットと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ
ルドルフ・ドルメッチ(1906-1942):クラリネット、ハープと管弦楽のための協奏曲(世界初録音)
ピーター・ウィシャート(1921-1984):クラリネットと小オーケストラのためのセレナータ・コンチェルタンテ(世界初録音)
【演奏】
ピーター・シグレリス (クラリネット)
デイアン・ローランズ(ハープ)
ベン・パーマー(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
【録音】
2019年11月28日-30日、BBCホディノット・ホール(イギリス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月28日 00:00