パールマンの弟子、ランドル・グーズビーがデッカ・クラシックスよりデビュー!『ルーツ』
[RandallGoosbyVEVO 公式チャンネルより]
パールマンの弟子、ランドル・グーズビー、DECCA デビュー!
自らのルーツを辿り、黒人作曲家への熱い思いを込めたアルバム
アフリカ系アメリカ人の父と、日本で育った韓国人の母の間に生まれたランドル・グーズビー。
7歳でヴァイオリンを始め、9歳の時、ジャクソンビル交響楽団との協奏曲デビュー。13歳でニューヨーク・フィルハーモニックとクリーヴランド管弦楽団との共演を果たし、『驚異的な音楽的成熟度』(クリーヴランド・プレーン・ディーラー)と称賛された。その後、イツァーク・パールマンの導きで、ジュリアード音楽院で学び、アーティスト・ディプロマを取得。現在もパールマンとキャサリン・チョーの元で研鑽を積んでいます。近年ではワシントンDCでケネディー・センター・デビューを果たし、2021年にはロンドンのウィグモアホールでのリサイタル・デビューが予定されています。
アルバム『Roots』はランドルが自らのルーツを辿り、アフリカ系アメリカ人作曲家による音楽とその文化に影響を受けた作品を採り上げています。ランドル、そして彼と同世代のアーティスト達のために道を切り開いたパイオニアたちへのオマージュともいえるアルバムです。
(ユニバーサルミュージック)
『ルーツ』
【曲目】
1) グザヴィエ・デュボア・フォーリー:Shelter Island*
2-4) コールリッジ=テイラー・パーキンソン:Blue/s Forms for Solo Violin
2.I. Plain Blue/s
3.II. Just Blue/s
4.III. Jettin’ Blue/s
5-8) ガーシュウィン/J.ハイフェッツ編:『ポーギーとベス』より
5.サマータイム
6.女は気まぐれ
7.そんなことはどうでもいいさ
8.ベス、お前はおれの女
9-11) ウィリアム・グラント・スティル:ヴァイオリンとピアノのための組曲
9.I. アフリカン・ダンサー
10.II. 母と子
11.III. 家なき子
フローレンス・プライス:
12) 崇拝*
13) Fantasie No.1 in G minor*
14) Fantasie No.2 in F# minor*
15) サミュエル・コールリッジ=テイラー/モード・パウエル編:Deep River
16-19) ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 Op.100
16.I. Allegro Risoluto
17.II. Larghetto
18.III. Scherzo and Trio
19.IV. Finale: Allegro
*世界初録音
【演奏】
ランドル・グースビー(ヴァイオリン)
グザヴィエ・デュボア・フォーリー(コントラバス)(1)
ジュー・ワン(ピアノ)(5-18)
【録音】
2020年12月18-20日、ニューヨーク
・親しい友人であり、若き黒人作曲家であるグザヴィエ・デュボア・フォーリーがランドルのために書き下ろした最新作は、ともに旅をしたシェルター・アイランドをテーマにした曲です。
・コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004)は『Blue/s Forms』をニューヨーク・フィルのメンバーとなった最初の黒人ヴァイオリニスト、サンフォード・アレンのために作曲しました。
・ガーシュウィンの『ポーギーとベス』はハイフェッツの美しきヴァイオリン編曲版。
・アフリカ系アメリカ人作曲家として初めて自作オペラを上演したウィリアム・グラント・スティル(1895-1978)。
・フローレンス・プライス(1887-1953)はアメリカ初の黒人女性の交響曲作曲家で、収録された曲は彼女の死後半世紀を経て発見されたスコアによるもの。当盤が世界初録音。
・モード・パウエル(1867-1920)は女性と黒人の作曲家の音楽を擁護したことでも知られ、アメリカで初めて国際的に評価されたヴァイオリニスト。サミュエル・コールリッジ=テイラーの『Deep River』を編曲しています。
・ドヴォルザークの『ソナチネ』は彼がニューヨークにいた時に作曲され、アメリカ先住民族のメロディや黒人霊歌からの主題が使われています。
2021年にグラミー賞を受賞したデイヴィッド・フロストによるプロデュース。
ランドルは7歳でヴァイオリンを始め、9歳でコンサート・デビュー、スフィンクス・コンクールのジュニア部門において最年少の13歳で優勝しました。世界的ヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマンに師事しています。
(ユニバーサルミュージック)
[Decca Classics 公式チャンネルより]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年05月10日 00:00