千住真理子が愛器デュランティと共に奏でる世界の名曲『蛍の光~ピースフル・メロディ』(SHM-CD)
日本から世界へ。今こそ、音楽のチカラで希望の光を!
2020年にデビュー45周年を迎えた、日本を代表するヴァイオリニストの千住真理子。国内外でのコンサートからボランティアでの演奏活動まで、多岐にわたり精力的に活躍。
そして、千住真理子の愛器である、イタリアの国宝級の名器・ストラディヴァリウス「デュランティ」は、製造から300年を超えてなお美しい音色を奏でています。今作は、そんなデュランティと共に奏でる「世界の不屈の名曲」の数々を収録したアルバムです。
日本人にもお馴染みのスコットランド民謡「蛍の光」を、兄・千住明の編曲でヴァイオリンとピアノにアレンジ。あらたな息吹が吹き込まれました。また、千住真理子の編曲で「アメイジング・グレイス」をソロバージョンの無伴奏で収録。さらに、アイルランド民謡「ダニー・ボーイ」、プッチーニのオペラ《ジャンニ・スキッキ》~「私のお父さん」、スペイン・カタロニア民謡「鳥の歌」など、バラエティに富んだ17曲を収録。
ピアノ伴奏は、千住真理子と全国でステージをともにしているピアニストの山洞智。
(ユニバーサルミュージック)
【収録予定曲目】 ※曲順未定
ファリャ(クライスラー編)/スペイン舞曲(歌劇《はかなき人生》から)
リムスキー=コルサコフ(クライスラー編)/アラビアの歌(交響組曲《シェエラザード》から)
リムスキー=コルサコフ(クライスラー編)/インドの歌(歌劇《サトコ》から)
ブラームス(ヨアヒム編)/ハンガリー舞曲 第20番
スコットランド民謡(千住明編)/蛍の光
アイルランド民謡(クライスラー編)/ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)
スペイン・カタロニア民謡(カザルス/千住真理子/山洞智編)/鳥の歌
ドヴォルザーク(クライスラー編)/我が母の教え給いし歌
ロシア民謡(千住真理子編)/黒い瞳
フォスター(ハイフェッツ編)/金髪のジェニー
ブランドル(クライスラー編)/オールド・リフレイン
リリウオカラニ女王(クライスラー編)/アロハ・オエ
作者不詳(千住真理子編)/アメイジング・グレイス(ソロバージョン)
ポンセ(ハイフェッツ編)/エストレリータ(小さな星に)
ルイギ(千住真理子/山洞智編)/バラ色の人生(ラ・ヴィ・アン・ローズ)
プッチーニ(千住明/山洞智編)/私のお父さん(歌劇《ジャンニ・スキッキ》から)
イングランド民謡(山洞智編)/グリーンスリーブス
【演奏】
千住真理子(ヴァイオリン)
山洞智(ピアノ)
【録音】
2021年4月27日 - 29日
岡谷市文化会館(カノラホール)
千住真理子(ヴァイオリン)
2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。
日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。
慶応義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、87年ロンドン、88年ローマデビュー。
国内外での活躍はもちろん、文化大使派遣演奏家としてブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行う。
また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。
1993年文化庁「芸術作品賞」、1994年度村松賞、1995年モービル音楽賞奨励賞各賞受賞。
1999年2月、ニューヨーク・カーネギーホールのウェイル・リサイタルホールにて、ソロ・リサイタルを開き、大成功を収める。
2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。
2003年8月にEMIミュージック・ジャパン(現ユニバーサル ミュージック)より移籍第1弾となるCD「カンタービレ」を発売し、高い評価とセールスを記録。
その後毎年のようにリリースを続け、これまでに「G線上のアリア」「日本のうた」「アヴェ・マリア」など11タイトルをリリース。2015年にはデビュー40周年を迎える。
コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)「歌って、ヴァイオリンの詩2」母との共著「母と娘の協奏曲」(以上時事通信社)「命の往復書簡2011~2013」(文藝春秋社)など多数。