グイタルト&グルッポ・モンテベロによる人気室内アンサンブル・アレンジ・シリーズ第6弾!『私的演奏協会の音楽 Vol.6』
グルッポ・モンテベロによる、人気室内アンサンブル・アレンジ・シリーズ第6弾!新ウィーン楽派のスペシャリスト、ヘンク・グイタルトによるウェーンベルンの《パッサカリア》!
シェーンベルクが1918年に設立し、自身と同時代の作曲家の交響曲や管弦楽曲などを室内楽編成に編曲し演奏していた「私的演奏協会」。その演奏会は、最終的には計113回も開かれたということです。
『私的演奏協会の音楽』は、シェーンベルク・アンサンブルを創設し、シェーンベルク・クヮルテットのヴィオリニストとして数多くの録音に参加した新ウィーン楽派のスペシャリスト、ヘンク・グイタルトと、グイタルトによるアンサンブル・プロジェクト「グルッポ・モンテベロ」によって、シェーンベルクの仲間や弟子たちがアレンジした様々な室内楽バージョンを取り上げ、「私的演奏協会」の音楽を現代に再現するという人気シリーズです。
第6弾となる今回は、「私的演奏協会」の設立者であるシェーンベルクが編曲した、レーガーの《ロマンティックな組曲》はもちろんのこと、新ウィーン学派を得意とするヘンク・グイタルトとグルッポ・モンテベロの編曲によるウェーンベルンも収録され充実の内容です!グルッポ・モンテベロの巧みなアンサンブルをご堪能ください!
近年クルレンツィス&ムジカエテルナと頻繁に共演するなど人気急上昇中のドイツの名歌手、アンナ・ルツィア・リヒター(アンナ・ルチア・リヒター)が歌うウェーベルンの「2つの歌 Op.8」、「4つの歌 Op13」の追加収録も決定いたしました。リヒターは2020年の春からはメゾ・ソプラノへと転向しているため、今回の録音がソプラノ時代の最後の録音の1つとなるとのことです。
(東京エムプラス)
『私的演奏協会の音楽 Vol.6』
【曲目】
レーガー:アイヒェンドルフの詩による「ロマンティックな組曲」Op.125(シェーンベルク&ルドルフ・コーリッシュ編曲/室内アンサンブル版)
ウェーベルン:
パッサカリア Op.1(ヘンク・グイタルト編曲/室内アンサンブル版)
リルケの詩による2つの歌 Op.8*
4つの歌 Op.13*
ツェムリンスキー:詩篇第23篇 Op.14(ヘンク・グイタルト編曲/室内アンサンブル版)
【演奏】
ヘンク・グイタルト(指揮)
グルッポ・モンテベロ
アンナ・ルツィア・リヒター(ソプラノ)*