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注目の若手ピアニスト、フィリッポ・ゴリーニによるJ.S.バッハ:フーガの技法(2枚組)


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

若き才人ゴリーニの本領発揮!待望のバッハはなんと『フーガの技法』

1995年イタリアに生まれ、アルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッポ・ゴリーニ。
ALPHAレーベルから『ディアベリ変奏曲』(ALPHA296)で大胆なCDデビューを飾り、続く『ハンマークラヴィーア』(ALPHA591)と共に、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドなどで高い評価を得ました。
そして2020年のボルレッティ=ブイトーニ財団アワードを受賞したことにより、その援助のもとバッハの『フーガの技法』を様々な分野から多角的に探究するプロジェクトを始動。その一環として、この難曲が3枚目のアルバムとして選曲されました。

大バッハが自身の作曲技法の粋を集めた一連の作品に師ブレンデル譲りの端正なピアニズムで向き合い、じっくりと、時に程よい躍動感も加えて声部の綾を紡いでいます。最後の3声のフーガは未完のままでの収録ですが、その完結までに思いを馳せるための長い無音を付すという演出。
そしてブックレットには、T.S.エリオットの『4つの四重奏』にインスパイアされたという、14のコントラプンクトゥスに呼応した自作詩、さらにカノンに対応していると思われる自作の4つの英語俳句も掲載しているという多才ぶりで、自ら主宰するプロジェクトの大きな一歩を踏み出しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV 1080
[DISC 1]
1. コントラプンクトゥス I
2. コントラプンクトゥス II
3. コントラプンクトゥス III
4. コントラプンクトゥス IV
5. 8度のカノン
6. コントラプンクトゥス V
7. フランス様式による4声のコントラプンクトゥス VI
8. 拡大と縮小による4声のコントラプンクトゥス VII
9. 反行形による拡大カノン
10. 3声のコントラプンクトゥス VIII
11. 12度の転回対位法による4声のコントラプンクトゥス IX
12. 10度の転回対位法による4声のコントラプンクトゥス X
13. 4声のコントラプンクトゥス XI

[DISC 2]
1. 5度の転回対位法による12度のカノン
2. 4声の鏡像コントラプンクトゥス XII 正立
3. 4声の鏡像コントラプンクトゥス XII 倒立
4. 3声の鏡像コントラプンクトゥス XIII 正立
5. 3声の鏡像コントラプンクトゥス XIII 倒立
6. 3度の転回対位法による10度のカノン
7. 3つの主題によるフーガ (コントラプンクトゥス XIV)

【演奏】
フィリッポ・ゴリーニ(ピアノ)

【録音】
2020年9月 テルデックス・スタジオ、ベルリン

フィリッポ・ゴリーニ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年07月15日 00:00