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バルトークに師事した名ピアニスト、ゲオルク・ヴァシャヘーリの幻の名盤が初CD化!『バルトーク・リサイタル』

ゲオルク・ヴァシャヘーリ

バルトークに師事した名ピアニストの幻の名盤、ついにCDで復活!

ハンガリー生まれの名ピアニスト、ヴァシャヘーリが1978年に日本で収録し、自主制作LPとして1986年にリリースされた幻の名盤が、ついに初CD化!

12歳でバルトークに師事、ヨーロッパを中心に活躍する中、W. ケンプの推薦で日本でも指導にあたったヴァシャヘーリによる、師直伝のバルトーク作品集です。

ブックレットにはヴァシャヘーリ自身が記したバルトークの思い出、秋山邦晴による解説も収録。彼の弟子の1人で録音時にも尽力した高橋アキが記した文章や当時の写真も貴重な記録となっています。

『レコード芸術』誌で「じつに味のある、そして説得力のある演奏(中略)これほどヒューマンなバルトークを聴かせるピアニストは、そうざらにはいない」と武田明倫氏に絶賛された名演奏をお楽しみください。
(カメラータ)

『バルトーク・リサイタル』

【曲目】
B.バルトーク:
1.ピアノ・ソナタ Sz.80,BB88(1926)

2.組曲「戸外にて」Sz.81,BB89(1926)

I. 太鼓と笛で/II. バルカロッラ(舟歌)/III. ミュゼット/IV. 夜の音楽/V. 狩

3.15のハンガリー農民歌 Sz.71,BB79(1914-18)
I.~IV. 4つの民謡/V. スケルツォ/VI. バラード/VII~XV. 古い舞曲

4.民謡の旋律による3つのロンド Sz.84,BB92(1916-1927)

5.アレグロ・バルバロ Sz.49,BB63(1911)

【演奏】
ゲオルク・ヴァシャヘーリ(ピアノ)

【録音】
1978年6、7月、神奈川

ゲオルク・ヴァシャヘーリ、秋山邦晴、高橋アキ によるライナーノーツをブックレットに収録

<ゲオルク・ヴァシャヘーリ(ピアノ)>
ゲオルク・ヴァシャヘーリは1912年、ハンガリー(現在はルーマニア)のアラドに生まれた。
ブダペスト音楽院でバルトークにピアノを師事し、その後ベルリンでエトヴィン・フィッシャーにも師事した。1935年にはメンデルスゾーン賞を受賞している。ソリストとしての活動の他、同じハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、エミール・テルマニとデュオを組み、長年にわたってヨーロッパ各地でコンサートを行った。このテルマニとの演奏活動のために、テルマニの住んでいたデンマークに、ヴァシャヘーリも1936年に居を移している。またコペンハーゲンのデンマーク王立音楽院と、オールフス音楽院で長年にわたりピアノ科教授を務めた。日本には1967年に初めて来日し、1970年まで武蔵野音楽大学と東京芸術大学で客員教授を務めた。その後も武蔵野音楽大学の招きで定期的に来日し、同大学で教鞭をとった。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年07月27日 00:00