注目アイテム詳細

〈プログレッシヴ・オリジナル・ジャズ・コレクション〉第4期 15タイトル

Progressive

1950年代に『カフェ・ボヘミアのジョージ・ウォーリントン』など数々の名盤を世に送り、1970年代に再興してからはマル・ウォルドロンやトミー・フラナガンら名ピアニストの作品を多数発表してきた〈プログレッシヴ・レコード〉と、現在グループ・レーベルとなっている元Keynoteプロデューサー、ハリー・リムが興した〈フェイマス・ドア〉レーベルの1970年代ジャズ・マスター・コレクション!

1940年代にメジャーのパラマウント・レーベルで働いていたプロデューサーのガス・スタティラスが1950年に独立して立ち上げたレコード・レーベル、それが〈プログレッシヴ・レコード〉だ。ジョージ・ウォーリントンの『カフェ・ボフェミアのジョージ・ウォーリントン』やアル・コーン、ハル・スタイン~ウォーレン・フィッツジェラルドらの名作を世に送り出したが、1950年代半ばにレーベルを売却。しかし1970年代後半に突如復活し、日本のレコード会社と共同でJ.R.モンテローズやトミー・フラナガン、マル・ウォルドロンらの名盤を生み出した。1980年代に入りジャズオロジーに権利を売却し、現在はジャズオロジーから過去のプログレッシヴ作品がCD化され再発されている。また、ジャズオロジーは1950年代にKeynoteレーベルのプロデューサーだったハリー・リムのレーベル、フェイマス・ドア・レーベルも保有しており、今回プログレッシヴ・レコード・ジャズ・コレクションではグループ・レーベルとなった〈フェイマス・ドア〉のレア音源も併せてご案内いたします。

プログレッシヴ・オリジナル・ジャズ・コレクション
第4期 15タイトル
2021年8月11日(水)発売
最新リマスター、日本語解説書き下ろし
オリジナルジャケット使用 / 定価:¥1,400+税

マル・ウォルドロン~ニュース~/ ラン・アバウト・マル
「レフト・アローン」の作者として、1970年代はドイツを拠点に硬派な作品を発表し続けた不世出のピアニスト、マル・ウォルドロンが1981年にジョージ・ムラーツ~アル・フォスターとの黄金トリオで録音したスタンダード作品集!


クリス・コナー / スウィート・アンド・スウィンギング
艶やかなヴォーカルでファンを魅了する名シンガー、クリス・コナーが1978年にニューヨークで録音したスタジオ・アルバム!大御所になった1970年代後半のコナーだが、スウィング感はまだまだフレッシュ!愛らしいスタンダードを小粋に唄うコナーが最高!


ザ・デイヴ・マッケンナ・スウィング・シックス・フィーチャリング・アル・コーン&スコット・ハミルトン / ノー・ホールズ・バード
【日本初CD化】トラッド・ピアノの王道を行くピアニスト、デイヴ・マッケンナが1977年にアル・コーン~スコット・ハミルトンの2テナー、ウォーレン・ヴァッシェをフィーチャーし行なった6人編成のスウィング・コンボ・アルバム。コーンとハミルトンのテナーが極上!


デレク・スミス・トリオ / プレイズ・ジェローム・カーン
イギリス出身のハード・スウィンガー、デレク・スミスがリンク・ミリマン~ロニー・ベッドフォードとのトリオで敬愛するジェローム・カーン作品を採り上げたソング・ブック!「今宵の君は」「ザ・ソング・イズ・ユー」など猛烈にグルーヴするスミスの真骨頂!


ブッチ・マイルス・オクテット / カウント・ベイシーに捧ぐ
【日本初CD化】1970年代後半のカウント・ベイシー楽団花形ドラマーとして活躍したブッチ・マイルスが、ベイシー楽団の重鎮フレディ・グリーンやフランク・ウェスらを迎え恩師ベイシーに捧げ録音したベイシー・ファン必携のアルバム!


ジョン・バンチ・クインテット・フィーチャリング・アル・コーン&アービー・グリーン / ジョンズ・バンチ
【日本初CD化】スコット・ハミルトンらとネオ・トラッド・ブームを牽引したピアニストのジョン・バンチが1975年にアル・コーンやアービー・グリーンをフィーチャーし録音したスタンダード満載のゴキゲンなスウィング・アルバム!グルーヴィなアル・コーンのテナーが素晴らしい!


レッド・ノーヴォ・クインテット / レッド・イン・ニューヨーク・フィーチャリング・スコット・ハミルトン
【日本初CD化】ベテラン・ヴィブラフォン奏者レッド・ノーヴォが1977年に当時デビューしたてのスコット・ハミルトンをフィーチャーし録音したスタジオ作品!デイヴ・マッケンナ~リチャード・デイヴィス~コニー・ケイのいぶし銀トリオをバックにフレッシュなブロウを聴かせるハミルトン!


サディク・ハキム / ピアノ・コンセプション
1940年代にチャーリー・パーカーと共演し幻のピアニストと呼ばれたサディク・ハキムを日本のレコード会社が発掘、黄金時代を迎えた1970年代後半に録音したピアノ・トリオ作品!かつて『リリアンの祈り』としてリリースされていたサディク名盤!


フリップ・フィリップス / フリッペンシュタイン
JATPで活躍したビッグ・テナー、フリップ・フィリップスがカムバック後の1981年にニューヨークでルー・スタインらとのカルテットで録音したスタジオ快作!デヴィッド・ストーン・マーティンのアートワークも素晴らしい『フリッペンシュタイン』!


エディ・ベアフィールド・セクステット / ジ・インデストラクティブル・E.B.
【日本初CD化】古くはベニー・モーテン楽団で活躍し、ビリー・ホリデイ、バック・クレイトン、キャブ・キャロウェイらのスウィング楽団で活躍してきたテナー奏者エディ・ベアフィールドが、ジョン・ファディスやウォーレン・ヴァッシェら若手とカンサス・スタイルのプレイを行なったスウィング良作!


タビー・ヘイズ~トニー・コー / ジャズ・テテ・ア・テテ
【日本初CD化】イギリスが生んだ不世出のテナー奏者タビー・ヘイズが1966年にイギリスで行なった白熱のライヴ・セッション!テナー奏者トニー・コーやトランペットのレス・コンドンらブリティッシュ・ジャズの名プレイヤーと共にド迫力のブロウを聴かせるヘイズ!


チャーリー・ヴェンチュラ / チャズ77
【日本初CD化】スウィング時代から活躍するジャズ・スター、チャーリ-・ヴェンチュラが1977年にウォーレン・ヴァッシェやアービー・グリーンらと吹き込んだメインストリーム作品!オールド・スタンダードをゴキゲンに奏でるヴェンチュラらメンバーの快演が最高!


ハーブ・スチュワード・クインテット・ウィズ・エディ・デュラン / ザ・スリー・ホーンズ・オブ・ハーブ・スチュワード
【日本初CD化】フォア・ブラザーズで知られるウディ・ハーマン・セカンド・ハードで鳴らした名サックス奏者ハーブ・スチュワードが、カル・ジェイダーやスタン・ゲッツとの共演で知られるギタリスト、エディ・デュランをフィーチャーし吹き込んだウェスト・コースト・ジャズ快作!


ロニー・ベッドフォード・フィーチャリング・ロジャー・ケラウェイ / トリプリシティ
【日本初CD化】プログレッシヴ・レコードのセッションには欠かせないベテラン・ドラマーのロニー・ベッドフォードが1998年にロジャー・ケラウェイ~ボブ・マグナッソンとのトリオでスタンダードをプレイしたピアノ・トリオ作品!グルーヴィなオープニング「ヘイ・ゼア」は最高!


ロイド・エリス・クインテット・フィーチャリング・カール・フォンタナ / ラスヴェガス午前3時
【日本初CD化】ラスヴェガスのショー・バンドで活躍したジャンゴ・ラインハルト系職人ギタリスト、ロイド・エリスがバカテク・トロンボーン奏者カール・フォンタナを迎え行なったスタジオ・セッション作品!オールド・スタンダードを小粋に奏でる5人が素晴らしい!


プログレッシヴ・オリジナル・ジャズ・コレクション シリーズ

第3期はコチラ
第2期はコチラ
第1期はコチラ

タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー リマスター

掲載: 2021年08月10日 12:16