アリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンが歌いあげる、詩と音楽の美しき融合
アリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンが歌いあげる、詩と音楽の美しき融合
ヒルンド・マリスによる、ヨーロッパの詩人たちと作曲家たちの関係に焦点を当てたアルバム。
ゲーテやリルケ、リュッケルト、シェイクスピア、イプセンといった大詩人、シューマン、ショパン、リヒャルト・シュトラウス、グリーグなどの大作曲家はもちろん、スペイン内戦で銃殺されたフェデリコ・ガルシア・ロルカや、雪崩で遭難したミェチスワフ・カルウォヴィチといった、非業の死を遂げた芸術家の作品、アリアンナ・サヴァールの自作も収録しています。
ギターやハープといった撥弦楽器を主体としたアンサンブルの美しい響き、グループを主宰するアリアンナ・サヴァールとペッテル・ウトランド・ヨハンセンの済んだ歌声、ヒルンド・マリスが録音場所として好んで使用する教会の豊かなアコースティックを通じ、これらの作品の魅力を存分に楽しむことが出来るアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
『Poesie et musique 詩と音楽』
【曲目】
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898 -1936):
1. カフェ・デ・チニータス(ガルシア・ロルカ/スペイン古謡)
2. トレス・モリラス(ガルシア・ロルカ/スペイン古謡)
アリアンナ・サヴァール(1972-):
3. 薔薇 XVII(ライナー・マリア・リルケ)
エリザベス・マコンキー(1907-1994):
4. オフェーリアの歌(ウイリアム・シェイクスピア)
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876 -1909):
5. 静けさを覚えている、明るい黄金の日々…(カジミェシュ・プシェルヴァ=テトマイエル)
フレデリック・ショパン(1810 -1849):
6. 願い(器楽演奏)
ロベルト・シューマン(1810 -1856):
7. ダンスの歌(フリードリヒ・リュッケルト)
8. 君を思う(ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ)
エドヴァルド・グリーグ(1843 -1907):
9. 小川のほとり(オスムン・オラヴソン・ヴィニエ)
10. ソルヴェイグの歌(ヘンリック・イプセン)
11. 白夜(ヴィニエ)
12. たどり着くところ(ヴィニエ)
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
13. あなたの上には花ばかり(ジュゼップ・ジャネス)
14. あなたは海のよう(ジャネス)
エルネスト・ショーソン(1855-1899):
15. 夜(テオドール・フォラン・ド・バンヴィル)
エドヴァルド・トルドラ(1895 -1962):
16. 5月(トリニタート・カタスス)
17. 4月(カタスス)
リヒャルト・シュトラウス(1864 -1949):
18. 明日(ジョン・ヘンリー・マッケイ)
フランツ・シューベルト(1797 -1828):
19. 不幸な人(夜)(カロリーネ・ピヒラー)
20. さすらい人(ゲオルク・リューベック)
21. 夜と夢(マットイス・フォン・コリン)
モーテン・ローリゼン(1943-)
22. ディレトン(リルケ)
編曲:
アリアンナ・サヴァール、ペッテル・ウトランド・ヨハンセン
曲名の後のカッコ内は作詞者
【演奏】
ヒルンド・マリス
アリアンナ・サヴァール(ソプラノ、ルネサンス・ハープ、バロック・トリプル・ハープ)
ペッテル・ウトランド・ヨハンセン(テノール、マンドリン、ハリングフェーレ)
ミハウ・ナジ(ギター)
ミハウ・ピンダキーヴィチ(ギター)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コントラバス)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション)
【録音】
2020年11月26-29日
マイスプラッハ教会、スイス
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年09月20日 00:00