AOR CITY ON VINYL|人気の“AOR CITY”シリーズから70年代の作品にフォーカスした全5タイトルが完全生産限定アナログ盤で再発!LPのオビには人気イラストレーター永井博のイラストを使用
AOR誕生40周年を記念して2016年と2017年の2回に分けて全198タイトルの作品をリリースした“AOR CITY”シリーズ。今回は70年代の作品にフォーカスして、LPで再発。LPのオビには人気イラストレーター:永井博のイラストを使用。
完全生産限定アナログ盤
AOR CITY ON VINYL(全5タイトル)
ソニーミュージック・スタジオでカッティング国内グループ工場で製造
解説・歌詞・対訳付き
永井博イラストを使ったオビ付き
またNed Doheny『ハード・キャンディ』はタワーレコード限定カラーとしてクリア・ヴァイナル仕様の完全生産限定盤でも登場。
V.A / AOR CITY - by the sea|AOR CITYから潮の香りがするコンピレーションが同時発売>>>>
Ned Doheny『ハード・キャンディ』
小粋でシャレたサウンドでAOR屈指の人気盤
1948年ロサンゼルス生まれ。ジャクソン・ブラウンと共にアサイラム・レコードの契約第1号アーティストとして1973年にデビュー。本作はColumbia移籍第1弾で、プロデューサーにソウル・ミュージックの名門、スタックスで活躍したギタリストのスティーヴ・クロッパーを起用。ドヒニーのソウル趣味を巧みに料理し、小粋でシャレた作品に仕上げている。録音にはドン・ヘンリー、グレン・フライ、リンダ・ロンシュタット、J.D.サウザーらが参加、若き日のデヴィッド・フォスターの名前もクレジットされている。近年、世界的に再評価を高めているAORの名盤。(1976年作品)
Boz Scaggs『シルク・ディグリーズ』
AORはここから始まった!70 年代を代表する名盤
AORがここから始まったといわれる金字塔。60年代から音楽活動を始め、評価を高めていたボズ・スキャッグスの名を世界に知らしめた通算7作目。全米アルバム・チャートで2位を記録。後にTOTOとしてデビューするジェフ・ポーカロ(ds)やデヴィッド・ペイチ(p)など、腕利きミュージシャンたちが奏でるスムースで洗練されたサウンドと、ボズのシブくてソウルフルな歌声で、アダルト・コンテンポラリーというジャンルを一気に世に広めた。グラミー賞を受賞した「ロウダウン」(全米3位)、ボズの代名詞的なバラード「ウィ・アー・オール・アローン」を収録。(1976年作品)
Booker T. Jones『エヴァーグリーン』
波音が優しく包む「ジャマイカ・ソング」を収録
60年代、オーティス・レディング、アレサ・フランクリンらの名演を支え、自身も「グリーン・オニオン」の全米No.1ヒットを持つオルガン奏者/プロデューサーのブッカー・T・ジョーンズ。1974年発表の本作からはメンフィスから西海岸に拠点を移しレイドバックしたムードが伝わってくる、まさに“エヴァーグリーン”な名盤。日本でもハナレグミをはじめ多くのカバーが生まれた「ジャマイカ・ソング」を筆頭にアーシーで心癒される楽曲群の中で、ソウルフルで豪快なオルガン・プレイも健在。デヴィッド・T・ウォーカー(g)、ジム・ケルトナー(ds)ら精鋭が脇を固めている。(1974年作品)
Jim Messina『オアシス』
ジャジーな人気曲「シーイング・ユー」を収録
1947年、カリフォルニア生まれ。60年代後半のロック・シーンに登場して以来、バッファロー・スプリングフィールド、ポコ、そしてロギンス&メッシーナで活躍。本作はロギンス&メッシーナ解散後、3年ぶりに発表したソロ・デビュー作。明るく乾いたラテン・フレーヴァーを感じさせる曲や都会的なジャズのテイストに富んだ曲など、それまでの作風とは異なるフュージョン寄りの面をみせた傑作。とりわけ「シーイング・ユー」はAOR屈指の名曲として今も人気を集めている。リラックスしたムードの中で彼のギターが堪能できる。(1979年作品)
Niteflyte『ナイトフライト』
マイアミ産らしいリラックスしたグルーヴ名盤
スタジオ・ワークで名を上げたキューバ出身のギタリスト、サンディ・トレノと、マイアミで活動していたヴォーカル、ハワード・ジョンソンの2人組。穏やかなカッティング・ギターとトレノ&ジョンソンのヴォーカルが心地よく絡み合うグルーヴィな名曲「イフ・ユー・ウォント・イット」を筆頭に、トレノの傑出したメロディ・メーカーとしての才能と、爽やかなサウンド・プロダクションがマニアから支持を集めた。デヴィッド・サンボーン(sax)、スティーヴ・フェローン(ds)らが参加。(1979年作品)