映画『17歳の瞳に映る世界』DVDが2022年1月7日発売|エリザ・ヒットマン監督作|2020年度ベルリン国際映画祭 銀熊賞(審査員グランプリ)
現代の若者の痛みを鋭く描く気鋭エリザ・ヒットマン監督の長編第3作にして、
少女たちの心象風景に奇蹟的にまで近づいた傑作誕生
2020年度ベルリン国際映画祭 銀熊賞(審査員グランプリ)
サンダンス映画祭2020 ネオリアリズム賞受賞
自分で選ぶ未来のために・・・。 痛みを感じながらも、少女たちのつらく、長い旅はつづく。
孤独な少女2人のペンシルバニアからニューヨークへ向かった数日間を描いたロードムービー。
主人公オータムを演じるのは、新星シドニー・フラニガン。デビュー作であり、歌声も披露した本作の演技が喝采を浴び、全米の映画賞でブレイクスルー賞、女優賞を総なめにしている。
スカイラー演じるタリア・ライダーもスティーブン・スピルバーグ監督作品『ウエスト・サイド・ストーリー』の出演が決定している注目株。
また、エンディング曲を提供したシャロン・ヴァン・エッテンが、オータムの母役として出演しているのも見逃せない。俳優たちの素晴らしい演技により、本作に生き生きとしたリアリティが与えられた。
監督は本作が日本で劇場初公開となるエリザ・ヒットマン。前作「ブルックリンの片隅で」(17)でサンダンスの監督賞を受賞した新鋭監督だ。
撮影はアニエス・ヴァルダ監督やヴィム・ヴェンダース監督との協働で知られるエレーヌ・ルヴァール。
映画音楽を手掛けたのは、シンガーソングライターのジュリア・ホルター。そして、『ムーンライト』の監督・脚本のバリー・ジェンキンスとプロデューサーのアデル・ロマンスキーほか、強力なプロデューサーたちが製作に名を連ねている。
DVD
ストーリー
ペンシルベニア州に住むオータムは、愛想がなく、友達も少ない17歳の高校生。ある日、オータムは予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニア州では未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている、いとこであり唯一の親友スカイラーは、オータムの異変に気づき、ふたりで事態を解決するため、ニューヨークへ向かう……。
キャスト
シドニー・フラニガン
タリア・ライダー
セオドア・ペレリン
ライアン・エッゴールド
シャロン・ヴァン・エッテン
スタッフ
監督・脚本:エリザ・ヒットマン
撮影:エレーヌ・ルヴァール
衣装:ジュリア・ホルター
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